不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?
主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。
6年ぶりに再会したりなは整形して量産型のシングルマザーになっていました。子どもの父親は認知しない代わりに養育費月40万円を約束。勝ち組だと考えるシングルマザーのりなは、娘にキラキラネームを名づけ、姉・さえの家に転がり込んだのでした。
我が子を置いて遊びに出かけ朝帰りしたりなは、母からも見放され、家を飛び出していきました。母はりなの無責任な行動を見て「私が孫を育てる」と密かに決意したようです。一方、りなは推しのまひとに会うため、またお店に足を運ぶのでした。
このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
2日連続でボーイズバーへ足を運び、まひとと家族の悪口で盛り上がるりな。養育費をあてにし、自由に暮らしたいと呑気なことを口走り…。
■夜遊びを終えたりながふと思ったのは…■遊びすぎたりなに起きた悲劇我が子のことは少し気になるものの、面倒臭さが先立ってしまうりな。
そうして思うままにまひとの店で散財し、ビジネスホテルに泊まり続けた結果…。
やはり、破産寸前に追い込まれたようです。
(神谷もち)