優しいと思って結婚した夫は、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!
1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように…。
レイさんはついに出産の時を迎えました。子どもの誕生に涙を流し喜んでくれた夫。しかし、夫は妻の入院中にマンションを引き払い、自分の実家への引っ越しを強引に進めていたのでした。
不安だった同居ですが優しい義母に助けられ、産後のガルガル期も無事クリア。しかし、部屋から出てこない義兄が気がかりで…。ある日、夫も義母もいないとき、ふと視線を感じると、義兄が不気味に立っていたのでした。
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
義母は畑仕事、トオルは出勤のため、昼間はひとりで家事をこなすレイ。ある日、ふと視線を感じて振り向くと、ふすまの隙間から義兄がこちらを覗いていた。驚くレイだったが、それを見た義兄はニヤッと笑って…。
トオルさん、お兄さんには甘いですね。
お母さんももうお年っぽいし、お兄さんの将来を考えたらバイトでも勧めた方がいいような。
そして、トオルさんの妹さんは彼氏と駆け落ちしていた!
トオルさんの言動からも、トオルさんは妹さんのことも、この家に縛り付けておこうとしてたんじゃないかなぁ、と。妹さん、逃げて正解ですね。
さらにトオルさんは妹さんの事を話し始めて…。
(土井真希)