不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?
主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなが出産し、しばらく一緒に住むことに。
6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーに。子どもの父親とは、認知しない代わりに養育費月40万円をもらうという約束だったが、養育費は4万円に減額され…。
りなの無責任な行動を見た母は「私が孫を育てる」と決意。姉・さえは、りなのワガママを今後一切受け入れないことを条件に、母と姪っ子を支援をすることを約束しました。
久しぶりに帰ってきたりなに、真面目に仕事と子育てをするよう伝えると、自分がこうなってしまったのは母のせいだと人のせいにするりな。「無理ならこの場で子どもを手放しなさい」と言う母の言葉に改心し、子育てに専念するようになった矢先…。
ある日突然、置き手紙を残して家を出ていったりな。正式に母の娘となったキキが1歳の誕生日を迎えましたが、消息不明のりなの現在は…?
このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
無事に親権を得て正式に母の娘となったキキは1歳の誕生日を迎えます。りなが家を出て8ヶ月が経ちますが未だ消息不明。かわいい姪っ子を産んでくれたことだけにはりなに感謝をしていたさえのもとに、友人からあるメッセージが届き…。
■りなのSNSを発見…?


■自分のことは棚に上げ、虚言連発



友人から送られてきたりなのものと思われるSNSを開いてみると、そこにはキキの誕生日を祝う言葉と、家族の悪口が書きこまれていました。
今はたけひこからの養育費も全く支払われておらず、りなの周りは敵ばかりとなってしまったようですが、すべては自分で蒔いた種。
りなは自分の欲に溺れ、本当に大切なものをすべて自ら捨ててしまったに過ぎません。
(神谷もち)