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ついに親友との別れのとき…! 小さなふたりを繋ぐ大切な約束【わたしは赤ちゃんポストで産まれた子 Vol.35】

わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。

産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。やっと会話できた親友に、「もうシミ姉ちゃんなんて必要ない」と言い放つ。実はその宣言には、ある思いが込められていて…!?

赤ちゃんポストに預けられたその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!

※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています
■前回のあらすじ
なかなか自分に向き合ってくれないシミ姉ちゃんと、ついに言葉を交わすみかん。大粒の涙を流しながら固い決心を胸に、「もう、シミ姉ちゃんなんて必要ない。施設から早く出てってよ」と言い放つが…。

■もう寂しくない


■ずっと家族だから…!

いつの間にか、みかんさんはシミ姉ちゃんと同じくらいの身長になっていました。

もうシミ姉ちゃんがいなくてもあの頃の泣き虫のみかんではないから大丈夫、そして「離れても私たちは家族だから」と伝えるのでした。

こうして、シミ姉ちゃんはお母さんのところへ。小さなふたりは、別々の場所で暮らすことになるのでした…。


(みかん)

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