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どこで電車を降りたらいいんだ…会社に行けなかった夫【夫がわたしを忘れる日まで Vol.12】


この漫画は書籍『夫がわたしを忘れる日まで』(著:吉田いらこ)の内容から一部を掲載しています(全19話)。

■これまでのあらすじ
翔太が仕事を辞めたいと言い出し慌てる彩。家のローンや陽翔の学費などこれからたくさんのお金がかかるし、翔太が新しい部署に異動し、配慮してもらいながらも仕事をすることができているのに、辞めるのはもったいないと彩は言います。翔太自身は仕事が全然できず、周りに迷惑をかけているのが耐えられない様子。少しでも自分が役に立てる環境で再スタートしたいと彩に伝えました。翔太の想いを聞いた彩は、わかったと言いつつも、一度考えさせてほしいと言うのでした。








翔太の会社から、まだ出社していないと連絡があり驚いた彩。

いつも通り電車に乗っていたら、突然どこで降りたらいいのか分からなくなり、降りた駅で座りこんでしまっていたようで…。会社の人が見つけてくれて大事には至らなかったのですが…。

こんなになるまで我慢させてしまっていたなんて…、と彩は反省するのでした。


『夫がわたしを忘れる日まで』
著:吉田いらこ(KADOKAWA) 
「夫がわたしを忘れる日まで」はこちら

愛する人がどんな姿になっても愛することはできると結婚するときに誓った彩。しかし突然、45歳の夫・翔太が「若年性認知症」と診断されたのでした。幸せな生活が一変し、病状のせいで別人のようになっていく夫。若年性認知症の夫と向かった3年間を描いたお話です。


(ウーマンエキサイト編集部)

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