この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
お酒ばかり飲み家事育児をしない母親の元で育ったうみ子。お風呂にもまともに入れず、学校ではいじめの標的になりました。問題を大きくしたくない担任にまで無視され、誰も助けてくれない状況に絶望したうみ子は不登校になり、中学進学後も不登校を続けていました。その頃母は仕事にも行かなくなってしまい、生活保護で生計を立てるように。このままではいけないと感じていたとき、中学校の担任から「かがやき学級」という不登校の児童たちが通う場所があると教えてもらったうみ子は、行ってみようと決意したのでした。
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晴れて「かがやき学級」に通うこととなったうみ子は、同世代の子たちと交流したいという気持ちがありワクワクしていました。
初めての授業は緊張したものの、つらくなったらムリせず途中で帰っても構わないと配慮してもらえて、安心したのでした。
自分と同じように学校になじめない子たちが集まっているため他の子とも話もしやすく、明日も行きたいと思える雰囲気。かがやき学級での活動を通じて仲間と交流が増え、やっと自分の居場所を見つけたと感じたのでした。
『親子で不登校になりました。』著者 最上うみみ(竹書房)
「親子で不登校になりました。」はこちら
夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
(ウーマンエキサイト編集部)