■これまでのあらすじ
結婚3年目を迎えた夫婦、隆司と由衣。夫の両親、夫の幼馴染・愛華を呼び出し、今まさに修羅場を迎えようとしていました。結婚式の日、突然由衣に話しかけてきた愛華。初めましてとは思えない気さくさで、由衣は愛華に人懐っこい人だな…という印象を持っていました。後日愛華が家に遊びに来て、改めてお互い自己紹介することになったふたり。すると愛華は由衣の容姿を褒めつつも「今までの彼女と違って新鮮!」とデリカシーのない発言をします。思わずイラッとする由衣でしたが、すぐさま隆司がフォロー。「そんなつもりじゃなかったの…」と涙ぐみながら謝る愛華に、隆司は何しに来たのか尋ねましたが…。
■愛華が我が家に来た目的は…?■まるで隠すように挟まれていた写真、それは…隆司にとって姉のような存在だった愛華は、由衣とも妹のように仲良くなりたいと言います。
愛華が持ってきたアルバムを眺めながら、ご近所さんとはいえ本当の姉弟のように仲良しのふたりを純粋に羨ましいと思っていた由衣でしたが、意味深に隠されたような一枚の写真を発見。
それは、隆司が高校生の頃の写真で、まるで恋人のような距離感で愛華と一緒に写っているものでした。
愛華はいったいどんなつもりで由衣にこのアルバムを見せたのでしょう…。
(とりまる、ねこぽちゃ)