このお話は作者海原こうめさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。
■これまでのあらすじ
夫のヨウスケには、自分が子どもが苦手なことをよく話した上で結婚したユウだったが、結婚後しばらくしてヨウスケから「子どもがほしい」と言われ、悩んだ末子どもを持つことにする。それから少ししてユウは妊娠。とても喜ぶヨウスケは「きっと男の子だよね」と赤ちゃんの性別を気にする様子を見せ、ユウはそれを不安に思うのだった。数ヶ月後、妊婦健診で「女の子」とわかるが、案の定ヨウスケはその事実を受け入れたくないようで、その後、自宅に帰って来なくなってしまう。ある日、少しずつお腹が大きくなり不安でいっぱいになるユウを、義母が来訪。ヨウスケがなぜ男の子にこだわるのか聞くと、義母は理由はわからないけど「男の子がいいのはわかる」と言う。女の子はすぐませてくるし、その点ヨウスケはいい息子だったから「男の子がオススメ」だと…。
■わかってあげて…?
■義母は何を言っているの?
■わかるわけない!
「男の子がオススメ」だと言う義母にあきれたユウは、義母が今日何をしに来たのか問います。
すると、なんと義母が口にしたのは…。
「子どもが産まれたらきっとあの子も変わるから、それまで待ってほしい」
「あの子の気持ちもわかってほしい」
自分の息子のことしか考えていない無責任な発言に、ユウは唖然としてしまいます。
確かに男親は体に変化がなく親になるのに時間がかかると言いますが、それとこれとは別。
妊娠中の妻を理由も言わず放置し、心身ともに大事にしなければならない時期に不安にさせているのだから…。
義母の発言にユウは…!?
(海原こうめ)