■懐かしい連絡網!令和育ちの小学3年生の息子を見ていると、平成育ち母の小学生のときとは大分違うなと思う。
例えば学校からの緊急連絡。
息子が通う小学校からの緊急連絡は、事前に登録しているメールアドレス宛に連絡がくるのでありがたい。
そして今の時代、ほとんどの学校は連絡網が廃止されているのではないだろうか。
「母がメールを見落としたら終わりなりけり」
というプレッシャーはあるが、息子から伝言ゲームをするよりよほど気が楽だ。
ここで懐かしの「連絡網」についてのあるあるを3つほど!
昭和、平成で生きた母たち〜! 共感していいただけるだろうか。
初っ端から失礼。
今の私、「30うん年」生きてきた経験があれば電話の受け答えだってどんとこいである。
そんな私がかけたら「○○ちゃんに変わってください」や「いらっしゃらなかったらまた後でかけます」と言えただろうが、当時小学生のコミュニケーション力だとそこまでたどり着けなかった。
ので! 友だちが出ない場合、会話をリードしてくれる友だちのお母さんが出てくれると心底ほっとしたのを覚えている。
こうして我々世代は幼少期から電話応対を実戦のみで叩き込んでいったのであろう。
■時代の進化に感謝少しでも最短時間で回せるように連絡網チームは名前の順に5〜6人だった気がするが、それでもスムーズにいかないと最後の人は夜の8時を回ったり…なんてことも。
持ち物が明日必要だった場合、当時はどうしていたんだろうな…。
母たち車をかっ飛ばして深夜まで開いているお店に走ったりしていたのだろうか。
今みたいに24時間のお店が当たり前にある環境じゃなかった気がする。
母たちが大変なのは昭和も平成も令和も変わらない。
留守電があるお宅は伝言が残せたのだが、当時ついていなかったお家もあったような気がする。
あとは何回かけても話し中だったりね。
FAXがあったお家もあったので最終手段私はFAXを送っていた。
懐かしい…、家庭用FAX。
さてさて、懐かしの連絡網。
こうして各家庭で伝言リレーをするので当然「伝わった伝わっていない」「届いた届いていない問題」たくさんあったに違いない。
今考えると家庭間でやりとりするってトラブルの元でしかないし、いくらクラスメイトとはいえ全く家庭環境を知らないご家庭もあるわけで…、そこに電話をかけるって結構勇気がいることだったと思う。
そこのお宅のお母さんはなんとなく知っていてもお父さんのことは知らず、連絡網をかけたらめっちゃおっかな厳しいお父さんが出て「ちゃんとハッキリ名乗りなさい!!」と叱られ、小学生ながらのつたない敬語で「ま、またかけましゅ…!!」と泣きそうになりながら電話を切ったりとか。
そして運動会で「あ…、あの人が○○家のおっかない父さんか」って正体確認をしたりね。
今はこうして学校から直接連絡をもらえるおかげで保護者間クラス間でプレッシャーやモヤモヤを感じることなく、個々の家庭で情報を受け取り処理できるのが本当にありがたい。
おかげで私も息子のクラスメイトから「あそこのお母さんなんか適当だからちゃんと伝わってるか不安」などと連絡網で息子のクラスメイトに気を使わせることもないってわけである。
時代の進化に感謝!!
(ユキミ)