ココナッツミルクは夏になると取り入れたくなる食材のひとつ。今回はシンプルな冷菓をご紹介します。
寒天で固めているので夏の暑さで溶け崩れせず、持ち寄りにもおすすめです。自然の甘みを活かして砂糖の量を控えているので、ゆで小豆や旬の果物を添えて甘みの変化を楽しんでもいいですね。
ココナッツミルクは人肌程度に温めておき型に流す前に網に通すと、だまが出来ず口当たり滑らかに仕上がります。シンプルでさっぱりとしたデザート。暑い季節にぴったりです。
■ココナッツミルク寒天調理時間 10分
レシピ制作 保田美幸
ココナッツミルク寒天【材料】(4人分)ココナッツミルク 400ml
水 150ml
粉寒天 4g
砂糖 20g
ミントの葉 適量
【下準備】1、ココナッツミルクは人肌程度に温めておく。
【作り方】1、小鍋に水と寒天を入れて中火にかけながら混ぜ、煮たったら弱火で1〜1分30秒混ぜて完全に煮溶かし、火を止める。
2、(1)に砂糖を加えて溶かし、温めたココナッツミルクを加えて混ぜ合わせる。
3、網に通してボウルに移し入れ、プリン型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
冷めると固まってくるので手早く流しましょう。
4、型から外して器に移し、ミントの葉を飾る。
【このレシピのポイント・コツ】お好みでゆで小豆や旬の果物を添えてもいいですね。
・バランス良い、香り豊かなペアリング
ペアリングに遅摘みの甲州ワインを合わせました。完熟した甲州種ぶどうから醸造した、やや甘口の白ワインです。デザートの甘さが控えめなのでワインの甘みが引き立ち、甲州独特の苦みと穏やかな酸味も感じられます。
▼今回使用したワイン情報
【商品名】甲州エクセレント(2023)
【生産者】イケダワイナリー
【種類】白ワイン
【品種】甲州
【風味】ぶどうの香りを引き出すために発酵は樽の中で行い、熟成はステンレスタンクで行いました。この製法により樽の薫りが付きすぎず、かつフレッシュなぶどうの香りを残すことができます。完熟した柑橘系の果実香とハチミツのようなさわやかな甘味、新鮮な果実の酸味が味覚を刺激します。
【アルコール度数】12%
【産地】山梨県甲州市勝沼町
(保田 美幸)