夏野菜の「ゴーヤ」は栄養満点なので使いたいと思う一方、
「家族や子どもが食べたがらない」「調理法が分からない」とためらっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、E・レシピ内で「おいしい!」評価が多い、殿堂・人気レシピを3つご紹介します。
どれも苦味が抑えられていて食べやいです。繰り返し作りたくなる絶品おかずなので、ぜひ参考にしてください。
■ゴーヤは夏バテ予防効果が期待できる!「ゴーヤ独特の苦味が苦手…」という方も多いかもしれませんが、実はこの苦味には胃の分泌を促す作用があり、食欲不振などの夏バテ予防の効果が期待できるんです。
さらに、ビタミンCはトマトやレモンの2〜5倍、鉄分はホウレン草の2倍相当の量が含まれています。
美肌や健康のために、積極的に摂りたい野菜ですね。調理を工夫すれば、おいしく食べられるようになりますよ。
【殿堂入りレシピ】シンプルながらハマる味! ゴーヤの佃煮簡単で保存が効く!ゴーヤの佃煮 苦味抑え目【材料】(2人分)ゴーヤ 1本
<調味料>
三温糖 60g
酢 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1.5
かつお節 3g
白ゴマ 少々
【作り方】1、ゴーヤは縦半分に切って、スプーンで種とワタを取り除く。幅7〜8mmの半月切りにして熱湯でゆで、ザルに上げて水気をきる。
2、鍋に(1)のゴーヤ、<調味料>の材料を加え、弱めの中火で煮汁がほとんどなくなるまで煮る。約20〜30分位で煮上がります。
3、かつお節、白ゴマを加えて混ぜ合わせる。きれいな保存容器に入れて冷蔵庫保存してください。
ゴーヤを砂糖・酢・しょうゆで煮詰めるだけ! 甘辛味に仕上がり、驚くほど苦みが抑えられて「これなら食べやすい!」とハマる人続出です。そのまま食べるのはもちろん、おにぎりの具や冷奴のトッピングにするなど、作り置きしておくと料理のアクセントに使えて便利ですよ。
【殿堂入りレシピ】ゴーヤとツナのマヨポン酢サラダ苦味マイルド!ゴーヤとツナのマヨポン酢サラダ【材料】(2人分)ゴーヤ(縦半分) 1/2本
塩 小さじ 1
玉ネギ 1/4個
ツナ 1缶(70g)
<ドレッシング>
マヨネーズ 大さじ 1.5
すり白ゴマ 大さじ 1.5
ポン酢しょうゆ 小さじ 1
【下準備】1、ゴーヤはスプーンで種とワタを取り除く。幅2〜3mmの薄切りにし、塩でもんで5分程置き、出てきた水分を絞る。熱湯で1分程ゆで、水にさらしてザルに上げる。かたく絞ってしっかり水気をきる。
2、玉ネギは薄切りにする。ツナは軽く油をきる。
【作り方】1、ボウルに<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせ、ゴーヤ、ツナを加えて和え、器に盛る。
マヨネーズの油分とツナの旨味がゴーヤの苦味をカバーします。コクがあるのにさっぱりとした口当たりで、パクパク食べられちゃうサラダです。茹でて和えるだけと作り方も簡単。冷蔵庫でしっかり冷やすとさらにおいしく召し上がれます。
【E・レシピでおいしい! 340超】ゴーヤのおかか和えほのかな苦み ゴーヤの佃煮 シンプルでハマる味わい【材料】(2人分)ゴーヤ 1本
<調味料>
みりん 大さじ 1
砂糖 大さじ 1
酢 小さじ 2
しょうゆ 大さじ 1.5
かつお節 10g
【下準備】1、ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取り除く。幅2〜3mmの薄切りにする。
2、たっぷりのお湯でゴーヤを1分程ゆで、水にさらしてザルに上げる。かたく絞ってしっかり水気をきる。
【作り方】1、小鍋に<調味料>の材料を入れて弱火にかける。砂糖が溶けたらゴーヤを加え、蓋をして5分程煮る。
2、かつお節を加えて、残った水気を吸わせ、器に盛る。
白ゴマを振っても良いです。
ゴーヤのほろ苦さに、かつお節の旨味を掛け合わせることで食べやすさUP! 甘辛味でご飯が進み、ゴーヤが苦手な方でも食べやすい一品です。10分あれば作れて、あと1品の副菜やお弁当のおかずに大活躍します。
■下ごしらえでゴーヤの苦みは抑えられる!ゴーヤの苦味は水溶性のもの。
塩と砂糖で揉むことで、苦味が水分と一緒に流れ出し、苦味が和らぎます。それぞれの分量はゴーヤ1本に対し、塩を小さじ1/2杯と砂糖を小さじ2杯が目安です。
苦味をしっかり取り除きたい方は、種とワタを取り除いたり、30秒〜1分ほど茹でたりするといいでしょう。今回ご紹介したレシピ3選は、いずれもゴーヤの苦味を抑えた調理法なので、ぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)