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子連れでのんびり島旅へ! 沖縄・宮古島の人気ホテルや観光スポットを紹介

子連れ旅行に人気の沖縄。なかでも宮古島は、“宮古ブルー”と呼ばれるエメラルドブルーの美しい海が有名。草木の緑が濃く、生命力に満ち溢れています。先日プレスツアーで訪問した宮古島の魅力を、家族旅行の観点から紹介します。

■空港に到着した瞬間からリゾート気分!
今回利用したのはスカイマーク。羽田・神戸・那覇から直行便を運航

宮古島へは羽田から飛行機で約3時間。飛行機を降りると、むわっとした空気に包まれ、南の島にやってきたことを実感します。

木をふんだんに使ったみやこ下地島空港。空港からレンタカーを直接乗り出しできて便利

宮古島には2つの空港がありますが、今回利用したのは2019年にオープンしたみやこ下地島空港。飛行機からはタラップで地上に降り、徒歩でターミナルへ向かうスタイル。ターミナルまでの小道には南国らしい草花が咲き誇り、リゾート気分を盛り上げてくれます。

■暮らすように過ごす「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」
「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」。エントランスの先に広がる宮古ブルーの海に感動!

宮古島に多くのリゾートホテルがあり、今も開発が進んでいますが、家族連れにおすすめのホテルの一つが、2020年2月にオープンした「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」です。

伊良部大橋。島は車の運転ものんびり

ホテルが位置するのは来間島(くりまじま)。宮古島本島から車で行ける離島の一つで、空港からホテルまでは、約40分。伊良部大橋を渡り、市内を少し眺めて、来間大橋を渡るという絶景続きのドライブコースです。途中「本当にこの先にホテルが…?」と不安になるようなさとうきび畑の道を抜けるとホテルに到着します。

13万平方メートルの広大な敷地に107棟のビラハウスが建ち並び、まるで一つの街のよう

宮古島来間リゾート シーウッドホテルの客室は全169邸。1棟離れタイプの「ビラハウス」とホテルタイプの「首里ハウス」があります。子連れなら全室プライベートプール付きで広々としたビラハウスがおすすめ。自然をより近くで感じられます。

一番多い客室「プレミアプールビラハウス」。デザインはビラによって違う

上左/洗面台が2つあるので朝の準備もスムーズ。下左/客室のプール。部屋のプールは水深が1.2mと深いので、浮き輪の準備はお忘れなく(※浮き輪は施設内のブティックでも購入可)。右/ウォークインクローゼットも広々

ホテルを運営しているのは、住宅メーカーの飯田産業。「住みたい、暮らしたいと思ってもらいたい」という思いで設計されているとあって、水回りなどもストレスフリー。プールとシャワールームは直接行き来ができます。

レストランの前にある25mのメインプール

浅いプールで水遊びをしたいときは、共用のメインプールへ。水深が45cmの子ども用スペースもあるので、安心して遊べます。

海まで降りていけそうな階段には、かわいらしい魚のモザイクアートが!

広い敷地内にはたくさんの草花が生い茂り、散歩するだけでもいいリフレッシュに。広い敷地はカートでも移動できます。外国人のスタッフが多く、子どもにもフレンドリーに接してくれるので、リラックスして過ごせます。

■滞在を印象深い時間にするレストランやスパ
上左/BBQの食材でイチオシは、泡盛の酒粕をエサに食べて育った牛「宮古島泡盛ほろよい牛」。脂の甘さと赤身の旨味が絶妙。レアで食べるのがおすすめ。上右/ブッフェのスイーツ。下左/料理の一例「宮古産車エビのポワレ」。下右/朝食ブッフェではしぼりたてのグレープフルーツジュースが人気

レストランはフレンチとイタリアンを軸にした洋食の「BEACH HOUSE RESTAURNT」と日本料理の「吉祥」があり、夏季はプールサイドでのBBQも楽しめます。潮風を感じながらのBBQはリゾートらしさ満点! いずれも沖縄や宮古島の食材をできるだけ使っているのが特長。レストランには、キッズ用チェアやカトラリーの用意もあり、離乳食の持ち込みもOK。お願いすれば温めてもらえます。

左上/オイルを使ったトリートメントで香りにも癒やされるスパ。左下/品ぞろえがおしゃれなブティック。オリジナルサンダルやジーンズも人気。右/有酸素マシンと筋トレマシンを備えたフィットネスジム

スパやフィットネスジムもあるので、パパやママで子どもを交替で見ながらリフレッシュするのもおすすめです。

■ウミガメや星空に感動! おすすめ2大アクティビティ
幻の島「ユニの浜」に上陸する新ツアーがスタート

ホテルではさまざまなアクティビティが体験可能。家族におすすめのツアーを2つ紹介します。

*“幻の島”上陸クルージング by Seawood HOTEL

ホテル隣接のビーチからウェーブボートで出発!(それほど揺れませんが、酔いやすいお子さんは念のため酔い止めを用意しておくと安心)

まずは2024年開始の新アクティビティ「幻の島“上陸クルージング by Seawood HOTEL」。幻の島といわれる「ユニの浜」は、伊良部大島近くにある浅瀬の島で、潮の満ち引きによって、姿が現れたり、消えたりします。島へ向かう途中、ウミガメがよく泳ぐ場所を通るので、運がよければウミガメを見られるチャンスも!

非日常の極みともいえるロケーションで撮る家族写真はいい思い出になるはず。子どもの手形や足形をつけたり、文字を書いたりしてみても

島は青い空と白い砂浜に囲まれた360度のオーシャンビュー。子どもと一緒に貝殻を集めたり、砂で遊んだり、波が穏やかなら海に少しだけ入ってみたりと、親子で特別な時間を過ごせます。

*スターゲイジング(星空観測)ツアー2024

じっと空を見上げていると、見える星の数がどんどん増えて、まるで降ってきそうなほど!

夜のお楽しみは、「スターゲイジング(星空観測)ツアー」。宮古島は東京と緯度が約10度低く、見える星空もかなり違います。ホテルでは、ハワイ島公認のネイチャーガイド、“星のおじさま”ことNOBBY池田さんが、その日の星空を解説してくれるツアーが大人気。

来間島は宮古島の最南端にあり、灯りもほとんどないため、星空観察にもってこい。7〜9月は天の川の観測にベストシーズン。5-6月には本州では見られない南十字星も輝きます。


■せっかくなら周りたい! 宮古島のおすすめ観光スポット
来間島では2024年から農地を活用した「“KURIMA” 花プロジェクト 〜幸せのひまわり畑〜」がスタートし、島のあちこちにひまわり畑が!

ホテル滞在型でも充分飽きずに楽しめますが、観光を組み合わせるのもおすすめ。子連れで楽しみやすいスポットをいくつかご紹介します。

左上/竜宮展望台から見た景色。右/ホテルから徒歩圏内にある「楽園の果実」のマンゴーパフェ。左下/集落ではお散歩中のヤギに遭遇!

まずはホテルから徒歩圏内、竜宮城をイメージした「竜宮展望台」へ。登ると風が気持ちよく、来間大橋の絶景が見られます。すぐ近くにはオープン前から行列ができる人気店「楽園の果実」があるので旬のフルーツパフェも合わせてぜひ。

このほかドライブで行きたいスポットはこちら!

・東平安名崎灯台

岬の先端は、太平洋と東シナ海の分岐点

全国に数ある灯台の中でも、実は登れるのは16基だけ。「平安名崎(へんなざき)」という名前が子どもの記憶に残りそうです。階段のみですが、97段とそこまで高くないので、子どもでもがんばれば登れます。

・中の島ビーチ

トイレや売店ないので、機材や飲み物など事前に準備を

シュノーケリングスポットとして有名なビーチ。空港のある下地島にあります。足を少し水に入れるだけでも魚が泳いでいるのが見えます。

・17END

左手は海、右手は滑走路。時間によっては空港で離発着する飛行機も見える

みやこ下地島空港の滑走路の北側末端部は17END(ワンセブンエンド)と呼ばれる絶景スポット。車が通れないので、気持ちのよいお散歩ロードになっています。

ホテルの目の前にある長間浜ビーチ。白い砂が美しい

夏はもちろん、秋以降も快適な宮古島。島時間に身をゆだねて家族でゆっくり過ごしながら、リフレッシュとエネルギーチャージを叶えてみませんか。


取材・文:古屋江美子
取材協力:宮古島来間リゾート シーウッドホテル、スカイマーク、みやこ下地島空港

(古屋江美子)

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