今回は「Makuake(マクアケ)」で見つけた素敵なプロジェクトをご紹介。初潮の不安を抱える小中学生に“わくわく”を届ける応援ギフト
「TIME TO 初潮ギフトボックス」です。
「TIME TO 初潮ギフトボックス」は、このプロジェクトの実行者で
3児の母親である桜口アサミさんが、初潮(生理)への不安を口にする娘さんと向き合う中で生まれた発想をカタチにしたもの。
不安がる娘さんに対して「生理にむけて、かわいいもの買いに行こう! ポーチや下着、新しく必要になるものもあるし」と伝えると、娘さんの表情ががらりと変わり、笑顔で「うん! やったー! 楽しみ!」と言ったそう。また、友人たちと話すうちに
「性教育全般」に課題を感じている人が多いこともわかりました。そんなきっかけから、この初潮ギフトボックスのプロジェクトがスタートしたのだそう。
初潮は女性の身体が変化するときであり、生理について学ぶとき、親子で話すときだと考え「〜する時間」という意味の英語「TIME TO(タイムトゥー)」と命名。
「TIME TO 初潮ギフトボックス」の中身はまずガイドブックが2冊。
■ガイドブック1冊は生理を学べる「TIME TO LEARN」。医大生と桜口さんで
「初潮世代の子どもたちに知ってほしいこと」をコンセプトに原稿をつくり、産婦人科医が監修もらったものです。
もう1冊は、
自分に合った生理用品を選べるようになるガイドブック「TIME TO CHOOSE」で、一般的な生理用品である紙ナプキンについて細かく紹介されています。
またガイドブックには生理だけではなく、もう一つ親の課題として多かった
避妊や性的同意についても掲載されています。
「TIME TO 初潮ギフトボックス」に入っているガイドブック以外のアイテムはこちら。
■ミニゆたんぽ元国際線CAのスタッフから、当時の勤務中に小さい湯たんぽを愛用していた話を聞いて採用。持ち運びしやすいミニサイズでおとなっぽいデザインに。
■巾着ポーチきゅっと結んだときに可愛く見えるよう、ロゴの位置にミリ単位でこだわったそう。
■ハンカチ縦横約25cmの正方形の大きめサイズ。タグでのデザインにするか刺繍にするか、いちばん社内議論が白熱し、娘さんにサンプルを触ってもらってタグに決定したそう。
■お星様型のピルケース鎮痛剤や低容量ピルを持ち運ぶピルケースは、かわいすぎないデザインに。
どれもおしゃれで大人っぽいデザインがポイント。
子どもたちの
「宝物ボックス」になりますように、という思いを込めてつくられたギフトボックスは、小物入れとしても重宝しそうです。
ギフトボックスは開けやすさと丈夫さにもこだわりが。
「TIME TO 初潮ギフトボックス」があれば、
子どもと一緒に生理や性について学べるいい機会が作れそうです。
ちなみにギフトボックスに入っているアイテムはそれぞれ単品で応援購入することも可能。生理に悩まされているママたちが子どもとお揃いで使うのもいいですね。
2024年10月にプロジェクトは終了するので、気になる方は早めにチェックしてみてはいかがでしょうか。
初潮(生理)の不安を親子で「わくわく」に変えるギフトボックス TIME TOURL:https://www.makuake.com/project/timetomedia/
(田辺香)