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「運命の出会い」って本当に感じるの?

先日、知人から結婚するというお知らせをいただきました。お祝いがてら連絡をして、お相手との出会いなど色々と話を聞いていましたら、彼女が「彼と出会って私はすぐ『もしかするとこの人と結婚するかも』と思った」と言うのです。


以前、松田聖子さんが再婚されるときお相手に「ビビビっときた」とインタビューで答え、「ビビビ婚」という言葉も流行しましたよね。

自分もそうだったのですが、「結婚する相手」というのは何となく縁を感じるというか、お付き合いが浅い段階のときから「この人とたぶん結婚するだろう」という根拠のない確信があったという話はよく聞きます。(前述の私の知人は「神の声が聞こえた(笑)」と言っていましたが)

神様の声かどうかについては? ですが、それはさておき、そういった「運命の出会い」は自分が意識してキャッチできるものなのかを考えてみました。

「理屈で説明することはできないけど何となく感じる感覚」に「直感」があります。みなさんも何か決断するとき、自分の直感が意外と当たっていた! と思った経験はありませんか。

かつて心理学を学んでいるときに聞いた話ですが、消防士さんがある火事現場で必死に消火活動にあたっていたとき、「そこから離れたほうがいい」という思いが突然ひらめき、その時いた場所からあわてて飛び退いたら、次の瞬間床が焼け落ちてしまい、消防士さんは命拾いをしたことがあって「まさに第六感、虫の知らせだ」と思ったそうです。

しかしそれを科学的に検証すると、実は偶然感じたわけではなく、消防士さんが何度となく消火活動にあたっている中で無意識に脳内に蓄積した現場データ(音、熱、炎の大きさ、煙、匂いなど)を、これまた無意識に活用して異変を感じ取り、「危険な状態だ」というシグナルをその脳内データバンクが発したため、危機を回避出来たのであろうということでした。

ですから単なる思い付きや、根拠のないひらめきに思える「直感」は、実は自分の頭の中の引き出しから瞬時に取り出したデータに照らし合わせて判断されている、根拠のある判断であるということだそうです。

「運命の出会いを感じる」とは、このような「直感」が働いたときなのだと思います。では、その直感を働かせるにはどうしたらいいのか。上記の例でいえば、結婚や恋愛について、たくさん頭の中にデータをためておくということですね。

自分がどんな結婚生活を送りたいのか、どんな男性と結婚したいのかなど、自分が理想とする男性像について普段から詳細にイメージしておいたり、たくさんの男性と話す機会を持ってみたりして、より自分のイメージを具体的にしておくと、あなたの「出会いセンサー」の感度が良くなり、運命の出会いを感じやすくなるのではないでしょうか。

これからの季節、色々なイベントも多くなります。あなたのセンサーに磨きをかけて、素敵な出会いをゲットしてくださいね。


(佐藤栄子)

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