■これまでのあらすじ
母を喜ばせようと母の日にお年玉でプレゼントをあげたくらだったが、母に喜んでもらえず無駄遣いと思われたことから、家にお金がないのだと思うように。その出来事がキッカケでくらは親に気を遣う子どもになってしまうのだった。姉が中学受験することになり、母は姉を塾へ送迎したり、パートや家事で忙しくしていた。今だからこそ母の大変さは想像できるけれど、当時のくらは母と話す時間も十分に取れず、夕食もひとりで食べなければならず、とにかく寂しく感じる日々だった。
■何時に帰って来る…?
■ひとりでいることが怖い
■母に怒られて…

何時に帰ってくるのかを聞き忘れたのが痛かったですね…。昼間はのびのびゴロゴロできたのですが夜は怖かったのです。
電気をつけてテレビをつけて、ぬいぐるみで周りを固めていた記憶があります。いつの間にか夜の方が好きになりましたけど…。
結局母たちが帰ってきたのは21時近くだったような…? 結構遅くに帰って来ていました。
話を聞いてもらいたい年頃の子ども。一方、話より先に片づけてほしい母。
「やっておいてね」って言ったことをやらずに余計な仕事を増やしていたら、そりゃイライラしますよね…。
(くら)