※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
アケミの家の近所にある新築に引っ越してきたミユキ一家。身体にアザができていたミユキの娘・ユメノについて、ミユキからは、再婚相手が虐待している、とアケミは聞いていた。その現実に涙していたミユキの姿に同情していたアケミだったが、ある日スーパーでミユキがユメノの弟・ユウキの真横で喫煙しているところを目撃。しかも泣き続けるユウキに向かって暴言を吐いていた。そんなミユキの姿を見たアケミは、どちらの子どもも親に傷つけられているのでは…と考える。
■どうして我が子を…

■かわいそうなママを演じていたの?

■動き出すとき

子どものそばでタバコを吸い、暴言を吐くミユキの姿を見たアケミは、強い憤りを覚えます。
身近で起こっていた悲惨な現実をなかなか受け止められないようです。
もう見て見ぬふりはできない。ユメノやユウキのために、アケミは動き出しました。
(リコロコ)