■これまでのあらすじ
小学5年生のくらは、学校で仲良しグループの間で無視されるようになった。そのつらさを母に訴えようとするが、母は姉の中学受験で忙しく、くらの気持ちをわかろうともしない。家でも学校でも居場所がなくなったくらは、かつて同じグループ内の友だちを無視していたことを思い出す。無視されて初めてそのつらさを痛感するのだった。その後、下校中にくらはクラスのカースト上位女子から話しかけられる。そして突然「いじめられてる?」と質問され…。
■なんて思われるだろう…?
■「そこ」にいなくていい

優子ちゃんにズバッと聞かれた時は、子どもながらにとても恥ずかしくて、「やっぱり周りから見ていじめられてるのわかるんだ…」「ひとりぼっちって思われてるんだ…」と思い、心臓はドキドキバクバク、冷や汗もダラダラでした…。
優子ちゃんの言葉を聞いた後は「ぽかーん」としましたね。
大人になった今「子どもの時ってすごく狭い世界で生きてたなー」と思います。
私はラッキーなことに、その狭い世界で別の居場所を作ってもらえて、こんな解決法もあるんだと学べて、すごくラッキーだったなと思います。
すべては優子ちゃんのおかげ。
優子ちゃんが説得してくれたのかはわかりませんが、自然に受け入れてくれた友人たちのおかげで学校がとても楽しくなりました。
(くら)