旬のリンゴを使った簡単デザートは、ほど良い甘さで食後のデザートにぴったりです。
リンゴを丸ごと使ったり、アイスを添えたりと好みやシーンに合わせて作ってみませんか?
今回は、
リンゴをオーブンやフライパンで【焼くだけ】のデザートレシピ3つをご紹介します。

デザートにおすすめの
リンゴの品種や選び方についても必見です。
■リンゴを焼くときにおすすめの品種と選び方リンゴは大きさや色、味など多くの品種があります。日本で栽培しているリンゴだけで約2,000品種もあるそう。
では、リンゴを焼いて調理するのに適した品種はどれなのでしょうか?
実は、品種は何でもOK。
果肉が硬く酸味が強い「紅玉」、果汁が多い「ふじ」、歯ざわりの良さが特徴の「ジョナゴールド」など、好みの品種で作ってみてください。
なお、リンゴは
持ったときにずっしりとしたものを選ぶと良いです。果汁たっぷりで焼くと甘みがより引き立ちます。皮がしなびているものは避け、
張りがあるものを選びましょう。
【アツアツが絶品】ハチミツ焼きリンゴハチミツ焼きリンゴ
【材料】(2人分)リンゴ 2個
ハチミツ 大さじ 2
バター 20g
シナモンパウダー 少々
【下準備】1、オーブンは220℃に予熱しておく。
【作り方】1、リンゴはよく洗い、芯のところを包丁で1cm程切り取り、スプーンで芯を下1/3程残してくり抜く。

2、くりぬいたところに、ハチミツとバターを入れ、220℃に予熱しておいたオーブンで15分程焼く。

3、器に盛り付け、お好みでシナモンパウダーと分量外のハチミツをかける。
焼き加減もお好みで調整すると食感もかわってきます!
【このレシピのポイント・コツ】ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。
リンゴを丸ごとオーブンで焼く、簡単デザートレシピです。芯をくり抜いたリンゴにハチミツとバターを入れて焼くため、濃厚な甘さとほどよい塩味が抜群のおいしさ。焼き時間の目安は15分ほどがベストです。少し火が通ってやわらかくなった部分と生のシャキシャキ感を同時に味わえますよ。
【おもてなしに】香ばしリンゴのほろ苦キャラメリゼ香ばしリンゴのほろ苦キャラメリゼ
【材料】(4人分)リンゴ 1個
バター 20g
グラニュー糖 15g
バニラビーンズ 1/4本
<キャラメルソース>
グラニュー糖 40g
水 20ml
フルール・ド・セル ひとつまみ
バニラビーンズ 1/4本
生クリーム 40ml
バニラアイス 適量
ミントの葉 適量
【下準備】1、バニラビーンズは包丁で切り込みを入れて種をしごき出しておく
【作り方】1、リンゴは半分に切り、6つのくし切りにして皮をむく。

2、フライパンにバターを入れて溶かし、リンゴ、グラニュー糖、バニラビーンズを加え、中に火が入るまでキャラメリゼする。

3、<キャラメルソース>を作る。鍋にグラニュー糖、フルール・ド・セル、バニラビーンズ、水を入れて火にかける。キャラメル色になったら生クリームを加え、火からおろして耐熱ボウルに移して冷ます。

4、器にリンゴを盛ってバニラアイスを添え、<キャラメルソース>をかけてミントの葉を飾る。

キャラメルの芳醇さが魅力の焼きリンゴは、おもてなしにぴったりのデザート。リンゴをキャラメリゼする際は、表面がきつね色になるまで焼きましょう。キャラメルソースに使うフルール・ド・セルは天然塩のことで、粒が大きいのが特徴。手に入らないときは岩塩や食塩で代用できますよ。
【冷やアツを召し上がれ】香ばしい! フライパンで気軽に焼きリンゴ香ばしい!フライパンで気軽に焼きリンゴ
【材料】(4人分)リンゴ 2個
バター 40g
グラニュー糖 40g
バニラアイス 2パック
シナモンパウダー 適量
【下準備】1、リンゴは皮ごときれいに水洗いし、横に6等分に切る。芯の部分は抜き型などでくり抜く。
【作り方】1、フライパンにバターを熱し、溶けたらグラニュー糖とリンゴを加え、両面カラメル色になるまで焼く。

2、器に(1)を盛って上にバニラアイスをのせ、シナモンパウダーを振る。

アツアツの焼きリンゴに添えたバニラアイスのひんやり感が絶妙。フライパンでリンゴを焼くため、すぐに火が通るのが良いですね。表面に焼き色がついてカラメル色になったらOK。簡単に作れるのにリッチな見た目と味わいのデザートは、冬の定番になりそうですね。
■旬のリンゴは焼いてデザートに! 生で食べてもおいしいリンゴは、
焼くとワンランク上のデザートにアレンジできますよ。オーブンやフライパンで焼くだけの簡単レシピなら、思い立ったときにすぐ作れるのが魅力。酸味を楽しみたい方は紅玉、甘さをより感じたいならふじなど、品種ごとの違いを楽しむのも良いですね。
(ともみ)