最近耳にすることが多い
「オーツミルク」とはどんなものか知っていますか?
この記事では、オーツミルクを使った一押しデザートレシピや、栄養素やカロリーなどの特徴を分かりやすく解説します。

オーツ麦の仲間である、押し麦・麦みそのおすすめレシピもチェックしてみてくださいね。
■植物由来のミルク「オーツミルク」とは?
オーツミルクとは、
オーツ麦が原料の飲み物のこと。ミルクといっても乳成分は含まれていないので、乳製品を避けたい方やヴィーガンの方などを中心に人気が広がっています。
比較的くせがなく、飲みやすいのが特徴。牛乳と比べて
あっさりとしたコクがあり、料理にも活用しやすいですよ。
栄養面でも優れていて、オーツ麦由来の
食物繊維が豊富。さらに、カルシウムは牛乳と同量以上も多く含まれています。【ダイエット中に】乳製品不使用! レーズンとナッツの酒粕アイスアイスに使われることが多い、生クリームや牛乳などを使わずオーツミルクで代用する、ヘルシーレシピ。糖質が低いアーモンドプードルや、きなこ、酒粕と組み合わせることで、ダイエット中にもおすすめのデザートが楽しめますよ。くせがなくまろやかなオーツミルクはスイーツに使いやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
■オーツ麦と押し麦は何が違う?オーツ麦は、
「燕麦(えんばく)」とも呼ばれるヨーロッパ原産の穀物です。
押し麦の原料は大麦。大粒の大麦はビールや焼酎の原料に、小粒の大麦は麦茶は麦ごはんとして使われることが多いです。
大麦をローラーなどで平らに押しつぶしたものを押し麦と呼びます。
同じ麦の仲間でも、オーツ麦と押し麦は種類が異なるんですよ。
■手軽に栄養が摂れる「麦」を使ったレシピ4選・麦ご飯

いつものごはんに押し麦をプラスすると、栄養価がアップします。押し麦の原料である大麦には、ビタミンB1やB6などビタミンB群が豊富。ビタミンB群には、肌や髪の健康を保ったり、脂質やタンパク質などをエネルギーに変換したりする働きがあるため、毎日少しずつ取り入れると良いでしょう。炊き方はいつも通りでOKで簡単なのもポイントですね。
・麦とろご飯

お米と押し麦で炊いた麦ご飯は、粘りが少なくパラリとしているのが特徴。すりおろした山芋のネバネバ感とよく合います。合わせだしを山芋に加えるときは、少しずつ混ぜるのがポイント。食欲がないときもサラッと食べられますよ。
・麦入りハンバーグ

ハンバーグの肉だねに押し麦を混ぜるユニークなレシピです。押し麦は茹でてから加えるためハンバーグがしっとりやわらかく仕上がりますよ。栄養価もアップして、腹持ちも良くなるので一石二鳥。押し麦は、冷めてから肉だねに加えましょう。
・サツマイモとゴボウのみそ汁

九州地方でよく食べられている、麦みそを使ってみそ汁を作ってみませんか? 大豆に麦麹を加えて作るみそで、甘みがあるのが特徴。サツマイモやゴボウなどの根菜類と相性が良いですよ。さらに具だくさんにしたいときはレンコンを加えてもおいしいです。
■あっさりしていてコクがある「オーツミルク」を料理に活用! オーツミルクは
「第3のミルク」と呼ばれるほど栄養があることで知られています。豆乳よりもくせがないので飲みやすく、食物繊維やカルシウムが手軽に摂取できるのが魅力。ご紹介したアイスのほかにも、シチューやホワイトソースなどにも活用できますよ。
また、麦の仲間はほかにもたくさん。
押し麦や麦みそはスーパーでも手に入りやすいので、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。
(ともみ)