鮮やかな黄色が美しく、独特な香りが食欲をそそる
サフランライスは、パエリヤやカレーなどでおなじみですね。
料理を高見せするサフランライフですが、なんと
炊飯器で簡単に作れるんです!

そこで今回は、炊飯器で簡単に作れるサフランライス基本レシピはもちろん、フライパンで作れるパエリアやリゾットなど、覚えておくと役立つ
サフランライスレシピをご紹介します。
・サフランとは?

サフランは、クロッカスの一種のキジカクシ目アヤメ科の植物で、紫色の美しい花が咲きます。なお、調理で使用するサフランは、乾燥しためしべを使用。
食用以外には、香料や染料、ハーブの一種として薬用などに使われています。
乾燥サフランは、主にヨーロッパで使われることが多く、スペインのパエリヤ、フランスのブイヤベースなどに使われています。
食材の臭みを取ったり、香りづけしたりするサフランは、特に魚介類とお米と相性が良いと言われているんです。
■【炊飯器で簡単】パセリ入りサフランライス乾燥サフランを水に入れ、サフラン水を作ります。オレンジがキレイに出たら、パセリ、バターとお米と一緒に炊飯器へ入れましょう。ハッシュドビーフやカレー、シチューのお供にオススメです。サフランライスを添えると、いつもの料理も高見えします。
パセリサフランライス
【材料】(2人分)お米 2合
<サフラン水>
サフラン 8~10本
水 200ml
パセリ(みじん切り) 1/2カップ分
バター 20g
レモン汁 小さじ 2
【下準備】1、お米は炊く30分前に洗い、水気をきる。<サフラン水>の材料を合わせて30分程度置き、色素を出す。
【作り方】1、炊飯器にお米と<サフラン水>を入れる。炊飯器の2合分の目盛りまで分量外の水を足し、スイッチを入れる。

2、炊き上がったら、パセリ、バター、レモン汁を加え、サックリと混ぜ、器に盛る。
レモンの輪切りを添えると見た目にも爽やかです。
【このレシピのポイント・コツ】お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。お米は、最初に入れる水を最も吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。
■【サフランライス】簡単フライパンパエリア:3選・鮭と蛤のフライパンパエリア

魚介類のうま味がたっぷり詰まった絶品のパエリアは、サフランの香りが食欲をそそります。フライパンで作ってそのままドーンと食卓に出しましょう。洗い物も少なく一石二鳥です。
・菜の花とタケノコの和風パエリア

菜の花とタケノコを入れた、春らしいパエリアの隠し味はしょうゆとみりん。低カロリーな和風パエリアは彩り鮮やかです。季節を感じられる一品。
・おうちで簡単シーフードパエリア

お店のような彩り豊かなパエリアは、魚介の旨味たっぷりで具だくさん。フライパンのままテーブルに出しても絵になるため、おもてなしに喜ばれます。
■【サフランライス】絶品リゾット:2選・カボチャとベーコンのリゾット

栄養価の高いカボチャの甘みとベーコンの塩気がちょうどいい、とってもおしゃれなリゾットです。サフランを入れることで香りと彩りがアップします。仕上げにバジルを散らしておしゃれに作ってください。
・色々キノコのリゾット

マイタケやシメジなど、キノコをたっぷり使ったリゾットは、サフランを加え、華やかな香りを添えます。サフランとキノコの香りが見事にマッチ。
■【サフランライス】絶品ピラフ:2選・たっぷりシーフードピラフ

魚介類の旨味とサフランの香りが口一杯に広がるシーフードピラフは、魚介類をあとにのせにするためプリプリの食感が味わえます。
・炊飯器でパエリア風ピラフ

冷凍シーフードミックスを使ったパエリア風ピラフは炊飯器でお手軽に作れます! 炊き上がる瞬間の香りがたまりません。おもてなしにも喜ばれる一品です。
料理が高見えするサフランライス。いつものカレーに添えたり、パエリアにしたり、おもてなし向きの料理が多いです。ぜひ活用してくださいね。
(豊島早苗)