※このお話は作者マルコさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
義実家との関係性に離婚を考えるほどの悩みを抱える主人公・さゆ。夫に相談しても理解してもらえません。今週は夫の家族が家に来るというので、妻は娘を連れて実家に帰ることにしました。妻がいないことに酷く激昂する義父母は、家を建てるのに援助してやったんだからもてなして恩を返すべきだと言って、呼び戻すよう夫に指示します。妻は、夫からの電話に嫌な予感がして出ずにいましたが、母は今逃げても何も変わらないと言います。離婚は何度も考えたけど夫のことは嫌いじゃないし娘と母に迷惑はかけたくない。でも、離婚しない限り一生この関係が続くと思うとどうしても電話に出られずにいました。そんな妻を見兼ねて母は一言、「帰りなさい」と言うのでした。
■やっぱり思った通りだった…!
■だからそれが嫌だって言ってるの!
仕方なく夫からの電話に出てみると、想像通り娘を母に預けて妻だけ戻ってこいということでした。
義父のお酌をするだけでいいと言いますが、なぜそのためだけにわざわざ実家から戻らなければならないのか…。なぜそれが嫌だと夫は気付いてくれないのか…。
相変わらず理解のない夫に妻はブチギレ!絶対に帰らないと夫に告げたのでした。
(マルコ)