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ママ友のSNSを監視!? スマホ依存症になった主婦の末路



すきま時間につい見てしまうSNS。みなさんも今までに一度くらい、時間を忘れてSNSを見た経験があるのではないでしょうか。もし、あなたやあなたの家族、恋人、友人がSNSに依存していたら、どのように行動しますか?


■どこにいても何をしていてもスマホ…これがスマホ依存症のはじまり!?












スマホに没頭しすぎて子どもの声掛けに気付かない花子。子どもから何度も呼ばれても、優しく反応できなくなるくらいスマホに没頭…。





子どもそっちのけで見ているものは、なんとママ友のSNS。









ママ友を作る理由はさまざま。子ども繋がりで仲良くなったママ友の動向や誰と誰が仲良しかなど、いつでもどこでもスマホで調べられてしまう世の中だからこそ、気になると際限なく調べてしまう気持ちもよく分かります。

しかし、このスマホ依存がのちのちの悲劇を生むことになるのです。



■ママ友とのランチでやらかしてしまった花子の行動とは?







つい先日、仲良しのママ友が二人だけでランチをしていたことをSNSで知った花子は仲間外れにされているような気分になり、自分の存在をアピールするように二人の会話を遮ってSNSで得た情報を伝えます。

そしてこの後、花子の誘いで三人で食事をすることに。














花子が食事をしながらスマホを触っていることに違和感を感じはじめるママ友。

急用や会話の流れでスマホから話題を振るのであれば理解できますが、せっかくの食事中にスマホばかり触られたら嫌な気持ちにもなりますよね。

このSNSを意識し過ぎた行動が、花子をさらに苦しめることになります。











あまりのスマホへの執着に違和感を感じたママ友は、花子と距離を置くようになります。一方、花子は今日のランチの様子をSNSにアップして孤立していない自分をアピール。スマホを触っている最中に別のママ友から声を掛けられる花子ですが…。









聞こえなかったのかと思ったママ友は、もう一度大きな声で花子へ呼びかけますが、花子はスマホに夢中で気が付きません。









花子に無視をされたと思ったママ友は、花子に対してネガティブな印象を持つようになります。

しかし、当の本人はスマホに夢中で気が付きません。ママ友のSNSを気にしすぎるあまり、現実世界でのコミュニケーションをおざなりにしてしまった花子。

普段SNSは嗜む程度という方でも、「仲良くなりたい」「自分に好印象を持ってほしい」という思いが強くなったときや、子どもきっかけに生まれたコミュニティで「母親が孤立したら子どもがいじめられるのではないか」などの不安に駆られると、自分の意思とは反して花子のような状態に陥ってしまう可能性があるかもしれませんね。

こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画になります。ご自身の体験談を作品にしたというぱるるさんに、この漫画についてや当時の思いなどをいくつかインタビューしてみました。



■作者のぱるるさんへインタビュー

―こちらは体験談をもとに作られたお話ということでしたが、その体験談を聞いたときの気持ちを教えてください。また、体験談の中でどの部分に一番惹かれて漫画化されようと思ったのでしょうか?

今後、世の中的にどんどん増えていく課題の一つだと感じました。自分がスマホやSNS依存症になってることに気付いていなく、どこか他人事と捉えている人が多いと思うので、自分はどうなんだろう?と一度、振り返ってみて欲しいという思いもあり描かせてもらいました。

―なるほど。私自身も、すきま時間があるとついSNSを見てしまいます…。では、もしぱるるさんのご家族の誰かがスマホ依存症になっていると気が付いたら、どのように接しますか?気を付けることなどあれば教えて下さい。

家族の誰かが依存症になっていたらストレートに伝えますが、周りが出来ることってそれくらいしか出来ないのかなぁと思ってます。

依存症って、他人に言われたくらいで簡単に治せるものではなく、結局は本人の意志次第なので、まずは本人に自覚して危機感を覚えてもらう事が大事かなぁと思います。

―そうですよね。家族や友人などが本人に伝えたところで、本人が自覚して治そうと思わなければ治らないのが依存症の怖さですよね。

この作品のテーマとなっている「スマホ依存症」ですが、家族・友人など対人関係において誰もが陥る可能性のある問題だと思います。スマホ依存症になった人がスマホ依存症を乗り越えていくために必要なことは何だと思いますか?


これはギャンブル、酒、薬物などと同じく、やはりハマってしまってから抜け出すのは大変なので、未然に防ぐ事が重要なのかなと思ってます。

周りがやってるから自分もやる…のではなく、自分にとってそのSNSやコミュニティは本当に必要なのかどうか…自分の中でルールを決めるなどして、上手くスマホやSNSと付き合っていくしかないのかなと感じてます。

―「未然に防ぐ」という言葉がとてもしっくりきました! 便利な世の中だからこそ、自制するためのマイルールが大事になりそうですね。ぱるるさん、貴重なお話ありがとうございました!


スマホに夢中でママ友の声掛けを無視してしまった花子。実はこのあと、ママ友から仲間外れにされたくないという思いから、花子の行動がどんどんエスカレートしていきます。

最終的に花子や花子の家族がどうなってしまうのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

>【1話から読む】スマホに奪われた日常
(だいふく)

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