甘夏は春から初夏に旬を迎えます。柑橘のなかでは
果肉がしっかりしていて、ほろ苦さがあるのが特徴。
さっぱりとした口当たりが人気で、初夏を代表する果物のひとつとされています。

今回は、そんな
甘夏を使ったレシピを7選ご紹介。定番のジャムやゼリーのほか、ほのかな苦みを活かしたおかず系レシピはどれも絶品です!
【大人の味わい】フルーツ・甘夏フルーツ・甘夏
【材料】(2人分)甘夏 1個
ホワイトキュラソー(あれば) 小さじ 1.5
ミントの葉 適量
【下準備】1、甘夏は皮をむき、中の薄皮もむく。ホワイトキュラソーをからめ、食べる直前まで冷やしておく。
【作り方】1、器に甘夏を盛り分け、ミントの葉を添える。

皮をむいた甘夏に、ホワイトキュラソーをからめる、大人向けのデザートです。ホワイトキュラソーはオレンジの甘酸っぱさとほのかな苦みが特徴で、甘夏の味を引き立ててくれますよ。よく冷やしていただけば、暑い日のリフレッシュにぴったりです。
■おもてなしに! 甘夏の【デザート】レシピ2選甘夏ゼリー

甘夏の皮を容器にした華やかな見た目のゼリーは、ホームパーティーやおもてなしに喜ばれます。寒天とゼラチンを混ぜるため、ゼラチンのみで作るよりも常温で型崩れしにくくなるのがメリット。さらに寒天だけで作るより口当たりが良くなるのもポイントです。オレンジジュースの量は、甘夏の果汁に合わせて調整してくださいね。
甘夏ジャム

甘さと苦みのバランスが絶妙なジャムを手作りしてみませんか? 甘夏の皮には、抗炎症作用や認知症の改善効果が期待できるオーラプテンが多く含まれているため、皮や白いワタも一緒に使えるのが魅力です。ヨーグルトやバニラアイスに添えて召し上がれ。
■魚介や野菜と合う! 甘夏の【サラダ・酢の物】レシピ4選甘夏サラダ

レタスと甘夏で作る、シンプルなサラダです。みずみずしい甘夏を堪能できますよ。ドレッシングはリンゴ酢や粒マスタードなどでさっぱりと。揚げ物や濃い味付けのおかずに合わせるとバランスの良い献立になります。
焼きタケノコと甘夏のサラダ

焼いた水煮タケノコを焼き肉のタレで味付けし、甘夏をトッピングするアイデアレシピ。焼き肉のタレのしっかりした味とフレッシュな甘夏がよく合います。レシピでは水煮タケノコを使っていますが、茹でた生タケノコでもOK。より香りと食感を楽しめます。
ホタテと甘夏のさわやかシトラスサラダ

熱湯でサッと火を通したホタテは風味豊か。甘みもあるので、ほろ苦い甘夏と合わせるとそれぞれのおいしさが際立ちます。おしゃれな見た目も魅力です。レモン汁ベースで酸味を効かせたドレッシングは、混ぜただけとは思えないおいしさです。
ワカメと甘夏の酢の物

刺身用ワカメのコリコリした食感と磯の香りが、甘夏と意外なほどよく合います。甘夏は果肉が硬めでしっかりしているので、プチッと弾けるみずみずしさも堪能できます。お刺身や焼き魚など初夏の食卓におすすめですよ。
■初夏の味「甘夏」はデザートにもおかずにも!甘夏はそのまま食べてもおいしいですが、
ひと手間加えると違った味わいを楽しめます。皮を器にしたゼリーはおもてなしに最適。サラダや和え物は、甘夏の特長であるほろ苦さやジューシーさが引き立ち、絶品です。
甘夏は
ビタミンCやクエン酸も豊富で、暑い日のリフレッシュにもぴったり。ぜひご紹介したレシピを試してみてくださいね。
(ともみ)