今月は、手に入りやすくなった
ラム肉を使った一品をご紹介します。
やわらかく茹でた
ラム肉に粒マスタードとクミンシードで香りづけし、旬の野菜を添えた、シンプルで風味豊かなひと皿です。マスタードのほどよい酸味とクミンのスパイシーな香りがラム特有の臭みをやわらげ、食べやすく仕上がります。
ラム肉は
弱火でじっくり火を通すことで、しっとりとした食感に。仕上げに加えるルッコラの爽やかな苦味と、ミニトマトの甘みが味わいに奥行きを与え、全体を引き締めます。
暑さの厳しい季節に、ぜひお試しください。
■ラムしゃぶマスタード和え調理時間 10分
レシピ制作 保田美幸
ラムしゃぶマスタード和え
【材料】(2人分)ラム肉(こま切れ) 200g
<調味料>
粒マスタード 大さじ 1/2~1
クミンシード 適量
塩 適量
ルッコラ 1袋
ミニトマト 5~6個
<ドレッシング>
酢 小さじ 2
サラダ油 大さじ 1
塩 適量
【下準備】1、ボウルで<調味料>と<ドレッシング>の材料をそれぞれ混ぜておく。

2、ルッコラは根元を切り落とし、長さ3等分に切る。ミニトマトはヘタを取り、横半分に切る。
【作り方】1、鍋に湯を沸かし、ラム肉を弱火で柔らかく火を通して冷水に取る

2、水気を絞り、<調味料>をからめて器に盛る。

3、ルッコラとミニトマトを<ドレッシング>で和えて(2)にのせる。

・辛口で飲み口軽やか 白ワインとペアリング
ペアリングにイタリアプーリアの
白ワインを合わせました。「植物は多様な植物や生物との関係のなかに存在している」との考えを持つ作り手の畑のまわりには、ローズマリーやセージなどのハーブ類が植えられていて、ワインからはその要素が感じられます。
辛口でアルコール度数が低く、飲み口軽やか。夏におすすめの白ワインです。
手に入らない場合は、ソーヴィニヨンブランや甲州などのフレッシュな辛口ワインや、辛口のロゼもおすすめです。

▼今回使用したワイン情報
【商品名】モラシンシ・ビアンコ
【生産者】モラシンシ
【種類】白ワイン
【品種】パンパヌート、ボンビーノビアンコ、モスカートレアーレ
【風味】青りんごや柑橘、フレッシュハーブのさわやかな香り。控えめな辛口で飲みやすい。
【アルコール度数】11%
【産地】イタリア・プーリア
(保田 美幸)