綾瀬はるか、映画『ホタルノヒカリ』で『ローマの休日』を再現!?
2011-09-30 12:09 eltha
『ローマの休日』では、グレゴリー・ペック演じる新聞記者とオードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、ローマ市内を125ccのベスパに二人乗りで見物するシーンが有名。今回、撮影に使われたベスパは、『ローマ〜』に登場する年式と同じものを使用した。『ローマ〜』はモノクロ映画だったので分かりづらいが、カラーまで同じサンドカラーのものを採用している。
ベスパに乗るシーンの撮影は、9月17日、ローマで気温35度にも達する猛暑のなかで行われた。綾瀬と藤木は、ベスパに乗ってコロッセオの周りを巡るシーンを撮影。大きなトラックにけん引されて、観光スポットを走ることに若干の恥ずかしさもあったようだが、綾瀬のドレスが青い空によく映えていたという。そのほか真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会)やトレビの泉など、主要な観光スポットでも撮影が行われた。
同作は、恋愛するより家で寝ていたい、職場ではきっちりOLなのにプライベートはだらだら生活、男っ気はまったくなく、休日はほとんど寝て過ごし、高校時代のジャージーを着て寝転がり缶ビールを飲むという、ぐうたら生活を満喫していた“干物女”の恋愛を描いた、ひうらさとるの同名コミックが原作。
2007年7月より日本テレビ系で放送され、平均視聴率13.7%、最高視聴率17.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)という好視聴率を獲得。綾瀬演じる干物女・雨宮蛍の性格・生活スタイルに共感する女性達の間で、非常に高い人気を誇り、「干物女」という言葉は、同年の流行語大賞にノミネートされる等、社会現象にもなった。2010年7月には続編ドラマ『ホタルノヒカリ2』が放送され、パート1を上回る平均視聴率15.5%、最高視聴率17.4%(同)を記録した。
映画では、ドラマ・パート2で高野部長との「結婚」というハッピーエンドを迎えてから2年後。部長の夢は「愛する人とローマの休日」と聞いたホタルは、新婚旅行でローマに行く事を決意。プライベート初の海外旅行のドタバタ珍道中を描く。