中村玉緒、“サッチャー”に扮し夫・勝新への愛を熱弁
2012-03-30 14:50 eltha
同作は、イギリス初の女性首相として圧倒的なリーダーシップを発揮し、“鉄の女”と称されたマーガレット・サッチャーの半生を描いたヒューマン作。中村は、サッチャーやメリル・ストリープと同じく、母、妻、そして仕事を持つ女性であり、“鉄板の笑いセンスがある日本のアイアン・レディー”として、ゲスト登壇した。
現在、サッチャーは認知症に悩まされており、劇中でも認知症ゆえ亡くなった夫のデニス・サッチャーが何度も登場する。中村は最愛の夫・故勝新太郎を引き合いに出し、「(映画では)夜寝ているときにサッチャーの旦那が出てくるんですけど、私の場合は出てこないですね」と笑い、もし現れたら「抱きつきたい!」と変らぬ愛を口にした。
また、「俳優として勝新太郎のことを尊敬しています」と想いをはせ、「大変なこともたくさんあったけど、何をされても憎めない存在でした。そして、後ろを向くとちゃんと息子と娘が支えてくれた」と、劇中で描かれる家族愛と自身のエピソードを重ね、家族に対する気持ちをしみじみと語った。