新体操フェアリージャパン、五輪メンバー6人発表
2012-06-29 16:15 eltha
フェアリージャパンは、6月8日からスタートしたクロアチア合宿から現メンバーに加え山口留奈選手、杉本早裕吏選手、国井麻緒選手の補充候補3名が合流し練習に注力。5月には代表候補だった遠藤由華選手が試合中に骨折するなどトラブルに見舞われたが、田中選手ら6名が“新生フェアリージャパン”として選出された。
メンバー最年少の畠山選手は「練習はつらかったけど、泣いたり笑いあったりして乗り越えてきた。夢だったオリンピックの舞台で、最初から最後まで最高の笑顔で踊って、日本中に明るい笑顔を届けたい」と意気込み。三浦選手は「選んでいただいた以上は責任を持って、けがをしてしまった遠藤選手の分まで頑張り続けたい」と離脱した仲間を気にかけ、「フェアリーらしく、オリンピックのフロアで妖精のように美しく羽ばたきたい」と、チーム一体となって華麗に“舞う”ことを目標に掲げた。
この日はチームの新メーク、新コスチュームもお披露目。ファッションデザイナー・コシノヒロコ氏が手がけた音符と滝柄の衣装に、「ジャパニーズビューティー」をコンセプトにした力強いメークがマッチ。15メートル先からでもわかる「目力」「立体感」「華やかさ」を持って世界に挑む田中選手は「気持ち的にも華やかになるし、心から頑張ろうという気持ちになりました」と士気を高めていた。