【賢食健美Vol.3】伝統の発酵美容フード ぬか漬け作りのポイント
2014-05-03 11:30 eltha
「漬物の良さは、野菜の繊維とビタミン、ミネラル、ポリフェノールをそのまま食べられること。さらに、乳酸菌も多く摂取する事ができる点も魅力です」と川村さん。ぬか漬けには植物性乳酸菌が多く含まれていることもあり、腸内環境を整える手助けをしてくれるとか。
とはいえ、毎日手をかけなければいけない、ニオイが独特…など、ぬか床を持つことに対して躊躇してしまう人も多い。そんな人に向け、川村さんが“手軽にぬか漬けを作るポイント”を教えてくれた。
●プラスチックの密封容器が便利
『ごちそうさん』では陶器のかめが登場したが、川村さんは「ちょっと大きめのプラスチック容器が便利」と話す。プラスチックなら手軽に持ち運びができる上に、冷蔵庫内で保存する時も邪魔にならないとか。
●ぬか床は“おすそわけ”してもらう方がラク
「米ぬかから作ろうとすると時間も手間もかかるので、市販のぬか床を使ったり、家族や知り合いでぬか床を持っている人から分けてもらう方がラクです」。なお、市販のぬか床を使う際は発酵促進と塩気を取り除くために、野菜の切れ端や皮などを使って“捨て漬け”を行い、味を調整して。
●漬ける野菜はなんでもOK
漬ける野菜はこだわらず、料理に使った野菜の色々試してみて。川村さんのオススメはパプリカとアボカドで、「意外と美味しいんですよ」とのこと。アボカドは抗酸化作用があるため、エイジングケアにピッタリ。「アボカドを漬ける時は皮を取り除いてから漬けるといいでしょう」。
料理の際に余った野菜、スーパーマーケットで見つけた特売の野菜も、“マイぬか床”があれば半日でぬか漬けに変身。食卓を飾る1品として、気軽に取り入れてみて。