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梅雨時期のヘアスタイルをコントロールする方法

2014-05-08 16:12 eltha

 沖縄は平年より4日早く梅雨入りしたが、ヘアスタイルが気になる女性にとって、梅雨は憂うつな時期。湿度が上昇して髪が広がったり、うねったりしてしまい、朝セットしても昼過ぎにはくずれてしまうことに…。そんな梅雨時期を快適に乗り切るヘアケア法について、資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの計良宏文さんがアドバイス。

梅雨時期のやっかいなヘアスタイル問題、解消方法は?

梅雨時期のやっかいなヘアスタイル問題、解消方法は?

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 「梅雨の時季のヘアスタイリングの決め手は、“湿度から髪を守ること”です」と計良さん。朝スタイリングしたはずの髪が時間の経過と共に崩れたり、広がったりするのは「湿気により余分な水分が髪に吸収されてしまうのが大きな原因」だという。対策法としては、ブローやスタイリング剤で湿気から髪を守ることが大切。まずはブローの仕方からマスターして。

■ブローの仕方
<1>髪の根本を中心に、全体の8割程度を乾かします(クセが強い髪質は5割程度)。髪の量が少なく、ボリュームが少ない髪質は、ドライヤーの風を下からあて、根元を立たせるように乾かしましょう。髪の量が多く、広がる髪質は、ドライヤーの風を上からあて、根元のボリュームをおさえるように乾かすようにしましょう。

<2>髪を4〜6つにブロッキングして、跡がつかないピンなどで留めます。

<3>襟足部分の内側からブラシで髪をすくい、軽く引っ張りながらドライヤーをあてます。ボリュームを出したい場合は、毛束を持ち上げるようにブローし、ボリュームを抑えたい場合は、下へ引き下ろすようにしましょう。

<4>毛先を内巻きにする場合は、ロールブラシに髪を巻きつけてドライヤーをあてます。長い髪を根元まで巻き込んでしまうと絡まりやすいので気をつけましょう。最後に冷風をあてることで、キューティクルを引き締め、持ちを良くすることができます。

 ブローのあとに行うスタイリングでは、ワックスやヘアオイル、スプレーが大活躍。スタイリング剤は髪質や量に応じてつけていくようにして。

■スタイリング剤の使い方
<髪の量が少なく、ボリュームが少ない髪質の場合>
ブロー前にハリ・コシの出るタイプのスタイリングローションを根元付近につけ、ブロー後の仕上げに軽いホールド力のあるスプレーを全体につけます。

<髪の量が多く、広がる髪質の場合>
ブロー後に髪をいくつかに分け、被膜感のあるスタイリング剤やヘアオイルをブロックごとに少量ずつ毛先部分からつけてなじませます。髪の根元部分に多くつけすぎると、脂っぽくなるため、毛先部分から少しずつつけるようにします。最後にブラシでとかして全体になじませましょう。

 セットする時間がない時にはアレンジヘアで対処するのもベスト。計良さんのオススメは前髪をあげておでこをすっきりと出し、軽くひねってピンで留めた「リトルポンパドール」や、襟足をすっきりあげた「ポニーテール」、ルーズな「シニヨンスタイル」など。「カチューシャやカチュームなどで、顔周りをすっきりさせることで、ヘアスタイルの崩れが気にならず、さわやかで涼しげな印象を演出できます」。

 憂うつな“暴れん坊ヘア”を制御できれば、梅雨時期ももっと楽しくなるはず。上手にヘアスタイルをコントロールして。



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