大切なのは住空間 “ざっくり”から始める方づけ術
2014-08-31 11:00 eltha
ついつい置いてしまいがちな”チョイ置き”。そんな人に古堅さんは「いつもチョイ置きしそうな場所に箱(ざっくりBOX)を置いて」と提案する。「リビングやダイニングのテーブルの上に置いてしまう、筆記用具や、あとで中身を読むつもりのダイレクトメールなど、テーブルの上に出しっ放しにしている全てのモノを入れてしまう」んだとか。外出から帰ってきた時に床に置いてしまう鞄なども、“ざっくりBOX”に入れるだけ。
「これで、テーブルも床も散らからない。片づける事を難しく考えるのではなく、まずはここから始めてください」という。「綺麗にする、片づけなきゃいけないと思いすぎて、頑張っちゃう人に限って片づかない。そういう人は、元の定位置にキッチリ戻さなきゃいけないと思い込みすぎて、部屋の中にとりあえずの”チョイ置き”を積み重ねてしまう」ことが多いのだとか。
ざっくりBOXは、入れる容量に限度があるので満杯になる前に、箱の中身を見直して整理すること。「そこで初めて整理するという方法でいいんです。定期的にやることで整理する習慣がつく」んだそう。「(部屋が)すっきりと片づいた空間になると、気持ち良く過ごせるようになりますよね。このすっきり“空間”が幸せを作り出すのです」と語る古堅さん。箱をひとつ用意するだけなので手軽で簡単。
なお、古堅さんは著書『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』(SDP/税抜1204円)を6月に発売。片づけを大仕事と捉えて後回しにしたり、片づけに苦手意識を持っている人でも、簡単に活用できるような片づけ術をわかりやすく紹介している。
◆著書『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』のオフィシャルサイト