駅ナカにオアシス現る “女子向け自販機”登場
2015-03-25 12:00 eltha
JR東日本ウォータービジネスによると、駅ナカの自販機利用は7:3程の割合で男性中心。しかしその一方で、女性利用者の多い駅も明らかになっているという。また、自販機で飲み物を購入する“自販機女子”は、コンビニやカフェ、スーパーなどで購入するどの女性よりも平均年収が高いという調査結果も…。女性の社会進出が進む昨今、働く女性たちにとって自販機はちょっとしたオアシスになりつつあるようだ。
そんな背景を受け、同社は女性向けの自販機新ブランドを展開。ネーミングは、ちょっとした癒しを意味する既存の自販機「acure(アキュア)」と、「ナチュラル」をかけ合わせた造語。自販機の無機質なイメージを排除したデザインとし、女性好みのラインアップを目指している。「動物が都会でオアシスを求めるイメージで、優しいデザインを心がけました」(はしもとさん)というかわいいラッピングに、女性たちはスマホが手放せない様子。オープニングイベントに参列していた20代の女性は、「今まで自販機には自分好みの商品がなかったけど、品揃えが豊富で嬉しい」、「かわいくて選ぶ時間も楽しくなりそう」と心躍らせていた。
同社の鈴木浩之社長は、「(新ブランドの誕生で)可能性が広がりました。まずは自販機の前に立って、じっくり商品を選んでほしいですね。女性専用ではないので、男性の方もぜひ」と呼びかけた。今後は恵比寿のほか、東京、渋谷、池袋などの主要駅をはじめ、夏までに50台程度が設置されるという。
『naturacure』デビューイベントは28日の19時まで、JR恵比寿駅東口改札外コンコース イベントスペースで開催中。都会のオアシスを肌で体感してみては?