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ブームから定番スイーツに パンケーキ人気衰えず

2015-04-19 12:10 eltha

 2010年にハワイの人気パンケーキ店「エッグスンシングス」が初上陸し、パンケーキが一大ブームを巻き起こしてから早5年。いまだに行列ができる人気店があり、新たにハワイの老舗店「フォーティーナイナーハワイ」が2月にオープンするなど、パンケーキ人気は今も健在。ブームが目まぐるしく入れ替わるスイーツ界で、パンケーキはティラミスやマカロンなどに次ぐ定番スイーツに定着しつつあるようだ。

ブームの火付け役「エッグスンシングス」のパンケーキはボリュームのあるホイップクリームが特徴 (C)oricon ME inc.

ブームの火付け役「エッグスンシングス」のパンケーキはボリュームのあるホイップクリームが特徴 (C)oricon ME inc.

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 スイーツブームの歴史を紐解くと、1970年代後半から80年代初頭にかけて一大人気となったクレープをはじめ、ティラミス、クレームブリュレ、パンナコッタなどがバブル期に登場。1年ごとに流行が入れ替わるなど激しいスイーツ競争が展開され、バブル崩壊後もワッフルやマカロン、ナタデココ、タピオカなどがヒットした。ブーム後に定番になったスイーツがある一方で、エッグタルトやクイニーアマンなど、流行終息後は取り扱うショップが激減したものも…。

 しかしこの5年、パンケーキ人気は常に高め安定をキープ。“スイーツの激戦区”原宿・表参道エリアで、衰えしらずな存在感を放っている。ブームの火付け役といえる「エッグスンシングス」をはじめ、「モエナカフェ」や「カフェ・カイラ」、「ビルズ」、「レインボーパンケーキ」など多くの人気店が集結しているのも特徴。3月にはスイーツブームの発祥地、米国ポートランドの人気店「オリジナルパンケーキハウス」の日本2号店がキュープラザ原宿にオープン。薄い生地でホイップバターとレモンで食べる一味違うパンケーキの参入で、さらなる盛り上がりを見せている。

 トッピング次第でスイーツにも朝食にもなるバリエーションの豊富さも、飽きさせないポイント。名店のメニューを参考に自分でも作ってみることができたり、コンビニやファミレスなどでも手軽に食べられるなど、身近なスイーツに進化して全国的な人気を誇るようになった。これは、チョコレートになったり菓子パンになったり、飴になったりとさまざまなアイテムに変化し、定番コンビニスイーツの地位を確立したティラミスと同じ道を歩んでいるといえそう。

 パンケーキに続くブームといわれたカップケーキやクロナッツなどがそこまでパッとしなかったスイーツ界。さらには一大旋風を巻き起こしそうなスイーツがここしばらく登場していないこともあり、パンケーキの一人勝ち状態はしばらく続きそうだ。



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