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犬山紙子、結婚後の変化語る「仕事へのプレッシャー増えた」

2015-11-15 09:10 eltha

 美しいのにモテない友人たちの習性やエピソードをコミカルに綴った、イラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス/2011年10月13日発売)でデビュー以降、鋭い観察眼とユーモア溢れる発想力でコラムニスト、コメンテーターとして活躍中の犬山紙子さん(33)。昨年8月にはミュージシャンでロックバンド・神聖かまってちゃんのマネジャーを務める劍樹人(つるぎみきと)さんとゴールイン。さぞかし甘い新婚生活を送っている…かと思えば、ORICON STYLE elthaが結婚後の変化について尋ねると、家庭を持って安心感が生まれた一方で、「私の場合、家事を旦那に丸投げしているので仕事に集中できるようになりました。ただ、お金を長期で支えられるだけは稼がなきゃいけないというプレッシャーも生まれた」と“一家の大黒柱”としての責任感が芽生えたことを明かした。

人気コラムニストの犬山紙子さん (C)oricon ME inc.

人気コラムニストの犬山紙子さん (C)oricon ME inc.

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 犬山さんは現在、多数の雑誌連載やレギュラー番組などを抱え引く手あまた。家庭では一般的なスタイルにとらわれず、犬山さんは仕事に集中、夫である劔さんがすべての家事を担うというのが犬山家のルールだ。「『トイレットペーパーが切れるから買わなきゃ』など家のことを一切考えず、仕事が終わればすぐにお酒が飲めるのですごい!」と心にゆとりができた一方で、「もちろん旦那も、家事だけじゃなく一生懸命仕事をしてくれていますけど、やっぱり独身の頃より仕事に対するプレッシャーは大きくなりました。失くしちゃいけないなって」。

 結婚後も家庭に入るよりは仕事がしたいという思いは、意外にも(!?)小学生の頃から持ち続けていたこと。“男は仕事、女は家を守る”という考えが一貫した家庭で育ったという犬山さんは、幼心に「仕事をしたこともないくせに、『自分は家事が本当に苦手で向いていないのに女だからやらなきゃいけないのは辛いな、どうにか家事から逃げられないだろうか、そのためならなんでもする』と思っていまして」。そのため、“家事をしてくれる男性”を理想の結婚相手として公言していたんだそう。また、中学受験をするために進学塾へ通っていたのも影響しているという。「初めて人と勝負をしたり、悔しいと感じたりする経験をして、負けず嫌いな自分に気づいたんです。好きなことを勉強するのが楽しい、というのはいまも同じ。まぁ、受験は落ちましたが(笑)」。

 今でこそ売れっ子として名を馳せる犬山さんも、デビュー前の6年間ほどは兄弟と協力しつつ、母親の介護をしながらニート生活を送っていた経歴の持ち主。「大好きな母のことだから全然嫌ではないんですけど、やっぱり同世代の子を見ると眩しいなって思ったんですよね。それで、母のことをやりながらできることをやってみよう!と思って始めたのが、文章を書くことだったんです。お仕事がもらえるようになってからも、これは私の実力が評価されているわけではないと思っていて、これを実力にするための努力をしよう!と毎日を過ごしてきました。いま注目していただいているのは、もがいていた20代の頃の“ご褒美リターン”みたいな感じ。置かれている状況に自分は見合っているのか?という葛藤は常にありますね」。デビューから5年目を迎えた今もおごることなく、初心を心得ているという。

 夢を実現させながら結婚後もバリバリと働く彼女。女性も男性顔負けに働くようになった現代で、犬山さんは多くの女性たちに勇気を与える存在になりそうだ。

【インタビュー全文】犬山紙子さんが語る恋愛、結婚、仕事のコト



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