くすみもクマも疲れも! 「目元の疲労感」を解消する方法3つ
2016-06-02 15:55 eltha
夕方のオフィス、ふと鏡を見ると顔の疲れが隠しきれず…。ほうれい線や顔のたるみなど、“疲れ”が如実に表れるパーツはいろいろあるものの、クマやくぼみ、シワなど、お疲れ顔を印象付けるのはやはり目元。ニールズヤード レメディーズも「目の下の皮膚は0.6ミリととても薄く、皮膚の下に張り巡らされた毛細血管の色が透けて見えるほどなのです」と目元のデリケートさを解説する。
特に疲れ顔に見えてしまう大きな要因のひとつであるクマ。紫外線やメイクなどの摩擦によって皮膚にメラニン色素が沈着してしまう“茶グマ”や、目の下の筋肉のたるみなどにより、影のように見える“黒グマ”などもあるけれど、もっとも一般的なのは、睡眠不足や疲れによる“青グマ”。朝は問題なかったのに夕方にクマが現れる…というパターンはまさにコレで、その主な要因は血行不良にあるんだとか。
青グマは目疲れ対策や、血行促進を行うことで緩和されることが多いので、1日中パソコンやスマートフォンを見ている人は、下のお手軽対処法を実践してみて。
■1時間に1回は目の休憩を
パソコンのディスプレイを見続けていると瞬きの回数が減って目が乾きやすくなってドライアイになったり、眼精疲労につながったり…。また、凝視し続けていると、目の筋肉が固まってピント調節がうまくいかなくなり、老眼のような症状が現れることも。だからこそ、1時間ごとに酷使している目を休めるようにして。ストレッチや深呼吸をして積極的に体内に酸素を巡らせる、手元から焦点をずらして遠くの緑を見るという方法もオススメ。
■目元を温める
手軽な血流促進法といえば、「目元を温める」こと。ホットタオルやアイマスクなどで目元を温めるだけで目元の疲れが緩和されるほか、じんわり温まって心のリラックス効果も。ホットタオルにラベンダーなどのリラックス系のエッセンシャルオイルを垂らすとさらにリラックスパワーがアップ。仕事中に行うならば、両手をこすり合わせて手のひらの表面温度を上げ、目隠しをするように目元を覆うだけでもOK。手のひらから伝わるぬくもりで目元が温まることが実感できるうえに、メイク崩れの心配もなし。
■目の周りの血行を促すツボを押す
ツボを押して血流を促すのも有効な方法。目の周辺には眼精疲労や目の充血を緩和させるツボがたくさんあるので、仕事の合間やメイク直し前にぜひ実践を。オトナ女性におすすめなツボは「攅竹(さんちく)」で、眉頭の内側、鼻の付け根と目頭の間にあるくぼみに位置。眼精疲労のほか、顔のむくみ対策にも良いと言われていて、“若返りのツボ”という声もあるほど。無理な力を加えないよう注意しつつ、1〜3秒押して離す…を数回繰り返すだけで目とまぶたがスッキリするはず。
仕事でもプライベートでも目を酷使してしまう時代だからこそ、目元のケアはとても大切。スキンケアやツボ押しなど、日常でこまめに手をかけて、若々しさを保って。