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吉高由里子、女優業は「長く続くとは思っていなかった」

今までの人生ではじめて長く続いたものが「女優という仕事」と語る吉高由里子。撮影/臼田洋一郎 (C)oricon ME inc.

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今までの人生ではじめて長く続いたものが「女優という仕事」と語る吉高由里子。撮影/臼田洋一郎 (C)oricon ME inc.
 女優の吉高由里子(29)が、阿川佐和子原作の水曜ドラマ『正義のセ』(4月11日スタート/日本テレビ系 毎週水曜・夜10時〜)で、不器用だけど何ごとにも一生懸命な主人公・竹村凜々子を演じる。20代最後となる今年、恋に仕事に悪戦苦闘しながら成長していく等身大のヒロインをチャーミングに演じる吉高に、失敗の乗り越え方や、理想の30代の過ごし方を聞いた。

■家族の中では仕切り役なところが凜々子と似ているかも

―初の検事役ということで、オファーを受けたときのお気持ちは?
【吉高由里子】 本当に偶然なんですけど、(8月24日公開の)『検察側の罪人』という映画で、検察事務官の役を演じているんです。撮影にあたって、検事というお仕事についても勉強する機会があったので、お話をいただいたときは、あまりのタイムリーさにビックリ。検事役といっても、全然堅苦しい内容ではなくて。たまたま検事という仕事に就いた女の子が、失敗したり、悩んだり…といった日常的な部分を描いている作品でもあるので、少し安心しましたね。きっと視聴者の方も、肩の力を抜いて観ていただけるんじゃないかなと思います。

―主人公の凜々子と自分が似ているなと思うところはありますか?
【吉高由里子】 まったく違う職業なので、仕事面で共通する部分を探すのは難しいんですけど、家族の中では仕切り役なところが似ているかもしれないですね。実家にいたころから、どこに行くとか、何を食べるとか、この問題はどうするとか、何か決めなくちゃいけないことがあったときは、たいてい私が仕切ってましたし。この間、初めて家族旅行に行ったんですけど、そのときも私が先頭に立ってプランを立てましたね。今まで、家族揃ってどこかに行くことってなかったんですけど、兄と電話しているときに「じゃあ、みんなで旅行に行こうか」みたいな流れになって。そのときも、私が先頭に立ってプランを立てました。

■失敗するのは怖いけど過ぎたことは引きずらない

―ドラマの中では、凜々子が失敗を重ねながら成長していく姿が描かれますが、吉高さんがお仕事で失敗してしまったときの解決方法は?
【吉高由里子】 私、あんまり(失敗を)引きずらないタイプなんですよ。過ぎてしまったことは仕方がないから、前に進むことしかできないし。あのときあぁしていれば、こうしていればって考えることもほとんどないんですけど、どうしようもないときは、寝る、ハイボールを飲む、おいしいものを食べに行く。これで大概のことは乗り切れます。でも、やっぱり仕事で失敗するのは怖いですよ。自分ひとりのシーンよりも、誰かと一緒に演じるシーンのほうがプレッシャーも大きいです。たとえば泣いているとか、相手の方がものすごい集中力を必要とする場面で私が噛んだり失敗したりしたら、とても迷惑をかけてしまうので…。だから、失敗したくないっていうプレッシャーや緊張感はつねにありますね。

―昔から、そんなにポジティブだったんですか?
【吉高由里子】 10代のころは違いましたね。性格も暗かったし、後ろ向きだったし。本気で、時間を戻せるんじゃないかと思っていたこともあるくらい。「進んでいくしかない」って考えるようになったのは、20代になってから。それがまた、(自分の)自信になったりもするんですよね。

―そんなふうに変わったのは、何かキッカケがあったんでしょうか。
【吉高由里子】 19歳のとき事故にあって。そこから物事の捉え方や考え方はもちろん、人間性のすべてが変わりましたね。一寸先は闇っていうか、人生はいつ何があるかわからない。そう思ったら、前向きになったし、明るくもなれた。そういう気持ちって元気なときは忘れがちだから、今でも、忘れないように意識しているんです。

■女優の仕事をこんなに長く続けるとは思ってませんでした

―7月には30歳になられますが、振り返るとどんな20代でしたか?
【吉高由里子】 いろいろな現場を経験させていただきながら、たくさんのことを吸収した、あっという間の10年間でしたね。芸能界のお仕事を始めて13年になるんですけど、こんなに長く続くとは思っていなかったし。今までの人生で初めてなんですよ。こんなに続いていることって。20代半ばのころ、長く仕事を休んでいた時期があったんですが、事務所は私が戻るのをずっと待っていてくれました。そんな環境に甘えていた自分に気づいて、やれるときにやれるだけやっておきたいと思うようになったんです。

―女優というお仕事は、まさに天職だったんですね。
【吉高由里子】 それは自分ではわからないんですけど…。失敗もするし、怒られるし、評価もされるけど、すごく豊かな人間でいさせてもらえる職業だなとは思います。うまく言えないんですけど、今はすごく幸せです。

―このドラマが20代最後になるわけですが、どんな30代を過ごしたいと思っていますか?
【吉高由里子】 充実しているか、していないかは自分の思考の切り替え次第だと思っているので、30代に限らず、ネガティブな方向にひっぱられないで、いつまでも「今が一番楽しいわ」って言えるような人生を送りたいですね。


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