【神コレ18 A/W】トップバッターは紗栄子 111組がランウェイに登場
2018-08-26 14:20 eltha
■トップバッターは紗栄子
トップバッターを飾ったのは、神戸コレクション初出演となるモデルの紗栄子。デニムのセットアップドレスでランウェイに登場すると、会場から大歓声が起こった。現在、英ロンドンで生活している紗栄子は、帰省したタイミングで神戸コレクションへの出演がかない、「(神コレは)老舗じゃないですか。呼んでいただけたのがうれしいですし、頭で歩かせていただいて」と感謝。「転んだらどうしよう」と、ランウェイを歩く前の不安も明かし、「皆さんがあたたかく迎えてくださって楽しく歩けました」と笑顔で話していた。
今回は、会場全体のレイアウトを大幅に変更し、出演者と来場者との距離が近くなるようにランウェイの高さを低く設置。紗栄子の当時も、手に持っていた花束を観客に渡す演出で大いに盛り上がった。
■フィットネスやメイクアップのトレンドもチェック
数多く開催されているファッションショーのなかで一番歴史が長く、その先駆けとなった同イベント。今回は「FASHION=MY LIFE」をテーマに、ファッションのみならずライフスタイルに紐づくさまざまなコンテンツを神戸コレクションがキュレーターとなって展開する試みも。
カリスマトレーナーとして注目を集めるクロスフィットトレーナー・AYAがステージに登場し、「自宅でできる簡単クロスフィットトレーニング」を来場者へ伝授したり、「ナチュラルメイクの神様」と称される大人気ヘア&メイクアップアーティストの河北裕介氏が秋のトレンドアイメイク&リップのメイク方法を実践しながら来場者へレクチャーしたり、見どころ満載だった。
■祭nine.やSonar Pocketらがライブ 4年ぶりのすみれも熱唱
音楽ライブでは、BOYS AND MENの弟分、平均年齢18歳、7人組エンターテイメント集団の「祭nine.」がオープニングアクトを務め、デビュー曲「嗚呼、夢神輿」、「HARE晴れカーニバル」の2曲を歌唱。元気いっぱいの彼らが会場を盛り上げた。
リーダーの寺坂頼我はステージ後、「今回、初めて神戸コレクションに出演させていただきとても光栄です。気合いを入れてのぞみましたが、会場の熱気、迫力がすごく、お客様のファッション含めこのイベントに対する熱量が伝わってきて、とても暖かく迎えていただきました。僕ら祭nine.がもっともっと大きくなってまた来年も関わらせていただけたらうれしいです。出演させていただいて本当にありがとうございます!」と、コメント。
1stステージではRIRI、2ndステージではchayがライブを盛り上げ、3rdステージでは、4年ぶりの神戸コレクションに参加したすみれが2曲を熱唱して健在ぶりをアピール。さらに、Sonar Pocketはヒット曲「365日のラブストーリー」や新曲を含む3曲を歌い上げた。
■お笑いに映画にプロレス!? エンタメ要素も
神戸コレクション2回目の出演となり、ダイエースペシャルステージに出演したお笑いコンビ・和牛は元料理人の水田によるオリジナルカツ丼レシピを歌にするという料理をテーマにした漫才を披露。一緒に登場した筧美和子から「めちゃくちゃおもしろかったです」と絶賛されていた。
シークレットゲストとして2ndステージのコバラサポートふくらみplusステージに登場したのは、“黒のカリスマ”との異名を持つプロレスラーの蝶野正洋。ダークな装いから華やかなピンクの衣装にすばやくチェンジするというパフォーマンスを披露。ファッションイベント初参加となった蝶野は、「プロレス会場のランウェイを歩くこと(花道)は慣れていますが、さすがに今回は(石田)ニコルちゃんの後ろをついて行きました。ニコルちゃんのカッコいいモデルウォーキングに見惚れちゃって、次に自分が何をするか忘れちゃったよ」と、照れまくっていた。石田にピンクの衣装を「かわいい」とほめられると、「ニコルちゃんの前だったらずっとピンクの服を着るよ」と、デレデレになっていた。
2ndステージのラストには、映画『覚悟はいいかそこの女子。』(10月12日公開)に主演する中川大志と、共演の唐田えりかが登場し、映画の大ヒットを祈願して、来場者と一緒に記念撮影。中川は「ファッションは自己表現。思うままに楽しめば良いと思うので皆も楽しんでくださいね! 僕も楽しみます」と、メッセージを送っていた。