偽物はどれ?目と脳がバグる『木彫りうなぎパイ』にSNS仰天「かじらないと分からないw」
2023-01-17 07:30 eltha
ズラリと並んだ静岡銘菓『うなぎパイ』。写真を拡大してみても、どれも美味しそうなサクサクパイにしか見えない…でも実は、1本だけ“木”でできた偽物が。作ったのは静岡在住のアラサー男性キボリノコンノ(@kibori_no_konno)さん。投稿後、SNSを中心に話題を集め、昨年末には同菓の発売元と作品展を開催するまでに。木彫りを始めて1年強。平日は事務職として働きながら趣味で活動を続けているキボリノコンノさんに話を聞いた。
■彫刻や彩色することによって、さまざまな表情を生み出せる“木彫りアート”
――「木彫りうなぎパイ」大反響でした。「かじらないと分からないw」「勘でしか当てられない」など、精巧さに衝撃を受けるコメントが相次いでいましたが、着想のきっかけを教えてください。
【キボリノコンノ】 材料の木の木目を見た時に、「これうなぎパイのパイ生地になりそう!」と思って作りました。パイ生地のサクサク感を表現するため、見た目だけでなく触り心地も本物と触り比べながら彫刻しています。また裏側の細かなパイの層も一層一層彫って表現しました。
――触り心地と裏側まで!?実物を見たらもっと目と脳が「バグる」体験ができそうですね。「うなぎパイ」のほか、ご自身でお気に入りの作品は。
【キボリノコンノ】 「カステラになりたい木の気持ち」です。木の角材がカステラになりたくて、木が剥がれ、徐々にカステラに変わっていく様子を表現したのですが、木が剥がれていくところに「カステラになりたい気持ち」をうまく表現できたところと、作品全体として、木の質感や面白さ、リアルさをバランスよく表現できたところが気に入ってます。
――生地の気泡やカステラの底についた“ざらめ”の表現に「芸コマ」の声も寄せられていました。それにしてもどれも本当に精巧です。木彫り作品の大まかな制作工程を教えてください。
【キボリノコンノ】 まず、ノコギリで木を必要なサイズに切ります。次に、ベルトサンダーで荒削り。その後、実物を並べて見ながら彫刻刀で形を作って、ルーターで彫刻して質感を表現します。最後にアクリル絵の具で着色して完成です。
――工程をうかがって、小学校時代の工作の時間を思い出しました(笑)。木彫りの魅力はどんな部分にありますか。
【キボリノコンノ】 木は硬くて曲がることがなければ食べることもできないはずなのに、彫刻や彩色することによって、柔らかそうに見えたり、透明にみえたり、美味しそうに見えたりと、さまざまな表情を生み出すことができることに木彫りの魅力を感じています。
――キボリノコンノさんの手にかかると本当に質感までが変化して見えて本当に不思議です! 今後の活動予定を教えてください。
【キボリノコンノ】 たくさんの方から実物を見てみたいとという声をいただいているので、全国各地で展示会を開いて、より多くの方に作品を直接見て楽しんでいただきたいです。
■彫刻や彩色することによって、さまざまな表情を生み出せる“木彫りアート”
――「木彫りうなぎパイ」大反響でした。「かじらないと分からないw」「勘でしか当てられない」など、精巧さに衝撃を受けるコメントが相次いでいましたが、着想のきっかけを教えてください。
【キボリノコンノ】 材料の木の木目を見た時に、「これうなぎパイのパイ生地になりそう!」と思って作りました。パイ生地のサクサク感を表現するため、見た目だけでなく触り心地も本物と触り比べながら彫刻しています。また裏側の細かなパイの層も一層一層彫って表現しました。
――触り心地と裏側まで!?実物を見たらもっと目と脳が「バグる」体験ができそうですね。「うなぎパイ」のほか、ご自身でお気に入りの作品は。
【キボリノコンノ】 「カステラになりたい木の気持ち」です。木の角材がカステラになりたくて、木が剥がれ、徐々にカステラに変わっていく様子を表現したのですが、木が剥がれていくところに「カステラになりたい気持ち」をうまく表現できたところと、作品全体として、木の質感や面白さ、リアルさをバランスよく表現できたところが気に入ってます。
――生地の気泡やカステラの底についた“ざらめ”の表現に「芸コマ」の声も寄せられていました。それにしてもどれも本当に精巧です。木彫り作品の大まかな制作工程を教えてください。
【キボリノコンノ】 まず、ノコギリで木を必要なサイズに切ります。次に、ベルトサンダーで荒削り。その後、実物を並べて見ながら彫刻刀で形を作って、ルーターで彫刻して質感を表現します。最後にアクリル絵の具で着色して完成です。
――工程をうかがって、小学校時代の工作の時間を思い出しました(笑)。木彫りの魅力はどんな部分にありますか。
【キボリノコンノ】 木は硬くて曲がることがなければ食べることもできないはずなのに、彫刻や彩色することによって、柔らかそうに見えたり、透明にみえたり、美味しそうに見えたりと、さまざまな表情を生み出すことができることに木彫りの魅力を感じています。
――キボリノコンノさんの手にかかると本当に質感までが変化して見えて本当に不思議です! 今後の活動予定を教えてください。
【キボリノコンノ】 たくさんの方から実物を見てみたいとという声をいただいているので、全国各地で展示会を開いて、より多くの方に作品を直接見て楽しんでいただきたいです。
関連写真
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