自分を労わる作り置き”冷凍弁当”、息子を想うシンパパが弁当に注ぐ愛…”美味しいお弁当”の価値基準とは?
2024-10-29 16:00 eltha
■5日分をまとめて作り置き、冷たいまま食べられる「そうめんの冷凍弁当」
それぞれの生活スタイルや作る相手によって変わってくるお弁当の中身や形。忙しくて自炊が続けられない社会人向けに冷凍の作り置きお弁当レシピを投稿しているおすぎさん(@sugimeal)。なかでも「そうめんの冷凍弁当」には「うわ!目から鱗」「この発想はなかった」などと多くの反響コメントが寄せられた。
美味しく作るコツは、麺の茹で時間を通常より短くすること。冷凍弁当にする場合は、40秒程度がちょうどいい時間だという。
「サッと茹でた麺は流水で急冷したあとに、しっかり水気を絞ることも重要です。麺が余計な水分を吸ってふにゃふにゃになってしまうことを防げます。あとは他の冷凍弁当レシピにも共通する注意点となりますが、完成品は素手で触らないようにすることがポイントです」
1回の作り置きで平日5日分の冷凍弁当を作っているおすぎさんだが、「冷凍して味が落ちないの?」と懸念の声があがることも。しかし、「私自身ごはんが美味しくないと元気が出ない性格なので、ちゃんと美味しいと思えるレシピしか公開していないです」と胸を張る。
「本来の目的はなるべく手間を減らして、節約もしつつ、栄養バランスも考えて、美味しいお弁当を作ること。どれか1つの要素に特化するのではなく、どれも大事にしながらバランスの良いところを狙ってレシピを作っています」
■シングルファザーが息子のために毎日作り続ける、彩り豊かなお弁当
一方、シングルファザーのえむとしさん(@emus09_23)は、小学1年生の息子さんのために、毎日お弁当を作っている。今年から頼れる身内のいない青森県に息子と2人移住し、毎朝のお弁当作りに追われる父の動画には、「こんなお父さんがいるなら安心」「100点満点のお弁当」などの反響が寄せられた。
卵焼き、ウインナー、煮物、プチトマトとえむとしさんなりに工夫を凝らしたが、お弁当のラインアップを見た息子さんには「しょぼい!」と言われてしまったそう。日々試行錯誤しているお弁当作りについて、「習慣にするまでが大変だった」と明かす。
「買い出しからはじまり、早起きしてお弁当と朝ごはんを両方作る。そして息子を起こせば朝から『児童クラブ行きたくない!』とわぁーわぁー叫ばれて朝からやった父の頑張りを全て潰されたときに一番の大変さを感じます(笑)」
「蓋を開けたときに息子さんが笑顔になってくれるようイメージをしながら作っている」というお弁当作りの時間は、父にとっては至福のとき。お弁当のメニューは、息子さんのリクエストに答え、なるべく前日作ったものや朝ごはんと被らないように、気を遣っている。
「息子が見て楽しめて周りの子たちのお弁当と比べても恥ずかしくないモノをこれからも作っていけるよう頑張っていきたいと思います!」
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