『よしもと オシャレ芸人』、1位はジャルジャル・後藤&アジアン・馬場園
2010-10-26 05:00 eltha
若手からベテランまで、さまざまな芸人たちのお笑い情報を掲載している雑誌『マンスリーよしもとPLUS』が、11月1日発売の12月号で『オシャレ芸人』を特集。読者、業界人、芸人ら総勢1万人にアンケートし、ファッション雑誌『CanCam』『AneCan』(小学館)の編集長・嶋野智紀氏をはじめ、モデル・益若つばさらが審査員を務め『オシャレ芸人 ランキング』を発表。男性部門では、お笑いコンビ・ジャルジャル【後藤淳平】、女性ではアジアン【馬場園梓】がそれぞれ1位に選ばれた。
審査委員の嶋野氏は、男性のオシャレの基本を「カジュアルなら、こなれていて安心感がある人。ワンピースを着た女性の隣に並んでも、違和感がない人ですね」とコメント。シンプルな着こなしに中折れハットなど、アクセントの付け方に嫌味なくかつカジュアル過ぎない後藤の着こなしは、女性から好感度が高いといえそうだ。
しかし、後藤は「1位なんて恐縮です。前はダサすぎてイジられてましたから」と謙遜。「ダサい人はセンスがないと無理してもえらいことになります。まずオシャレな人に身をゆだねること!」と彼なりのアドバイスを世の男性に送っている。ほかにランクインした男性芸人も作り込み過ぎない“引き算上手”な着こなしが支持されたようだ。
一方、女性芸人は1位のアジアン【馬場園梓】、3位の【渡辺直美】をはじめ、ポッチャリ型でも体型をカバーしながら、メリハリをつけたコーディネイト術が支持された。審査員の日高麻子氏(集英社『MEN’S NON-NO』編集長)は、「自分自身がオシャレを楽しめている感じが見ていて気持ちいい。ボリュームのある女性芸人さんが、それを逆手にとって体型を活かしたオシャレをここまで出来るっていうのは、すごい」と絶賛している。
馬場園といえば、まん丸な体型とハツラツとした愛嬌ある人柄で先輩芸人からも可愛がられる存在。もちろん、女性としてオシャレも十分に楽しんでいる。今回の結果に「ぺっぴん3位に続いて、これはトータルで女芸人ルックス1位と思っていいんでしょうか(笑)」と喜びを露わにした。
また、同特集内では『ダサい芸人ランキング』という残念な結果も発表されており、今春『よしもと ぶさいく芸人』でも2位にランクインしたNON STYLE【井上裕介】が見事(!?)首位に。井上は「ちょっとどういうことですか! ブサイク2位だけでも納得いかんのに、ダサい芸人1位って! だけど人間最後は裸と裸。そこで勝負するしかないでしょう」と折れない心で芸への精進を誓っている。
ここ数年のお笑いブームで、若手芸人たちが私服でテレビに登場する姿をよく見かける。一昔前の“漫才師”といえば揃いのスーツが定番だったが、時代も変われば服装も変わる。今後は“笑いで勝負”はもちろんのこと、自身の魅力を引き出す服装の研究にも精進する必要がありそうだ。
【調査概要】
調査時期:2010年9月1日(水)〜15日(水)
調査方法:劇場、WEBサイト、本誌読者、芸人、スタッフによる総票数・約1万票からノミネート芸人を選出。その中から、『MEN’S NON-NO』編集長ら4名の特別審査員の選考により決定。
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