【live in luxury −美酒ライフ−】スイーツに合うビール探し〜ペアリングのコツを紹介
2016-06-08 eltha
【CASE-1】 レモンフレーバーのウエハース×キリン 一番搾り
「実は『一番搾り』には柑橘系のフレーバーが入っているため、同じく柑橘系のレモンはうまくハマるんです」。共通するフレーバーを持つもの同士は合いやすい…という理論。もっともシンプルで実践しやすい方法といえそう。
【CASE-2】 エッグタルト × グランドキリン 雨と太陽のセゾンビール
特別なホップを使っているという、フルーティーな味わいのこのビールに合わせるのは濃厚なエッグタルト。ビールの爽やかな後味がエッグタルトに合わさって、チーズケーキのようなサッパリ感をプラス。爽やかな風味のビールにはさっぱりとしたスイーツを合わせてみたくなるものの、「濃厚×サッパリ」な組み合わせにより、ペアリングだからこその新しい味わいが楽しめるんだとか。
【CASE-3】 オペラ×キリン 一番搾りスタウト
こちらはワイン同様、色の組み合わせで考えるとわかりやすいはず。濃厚なチョコレートと黒ビールの香ばしいコクと風味がマッチ。ショコラはミルク系よりビター系の方が、個性を消すことなくうまいバランスで調和しそう。
【CASE-4】 ダックワーズ × グランドキリン
「和のスイーツ素材はビールに合わせにくいと思う人もいるかもしれませんが、日本で作られているジャパニーズビールは意外と和素材と合うんですよ」。特に『グランドキリン』は使っているホップのテイストが、抹茶と風味が合うんだとか。抹茶のほろ苦さとビールの風味が交わって、よりオトナの味わいに。
Navigator/中水和弘さん
キリンビール・セミナー講師。東京・代官山のSPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)をはじめ、さまざまな場所でセンナ―を開催している。特に、“ビール×スイーツ”の組み合わせは女性たちからの関心が高いようで、開校するといつも大盛況だとか。