【インタビュー】桐谷美玲 これまでも、これからも“ゴーイング・マイ・ウエイ”
2017-12-22 eltha
モデル、女優、キャスターと、幅広いフィールドで活躍。eltha世代からの支持も厚い桐谷美玲さん。2年ぶりとなる主演映画『リベンジgirl』で、元カレを見返すために女性初の総理大臣を目指す、“性格以外は超完璧”なヒロインを体当たりで演じた桐谷さんに、作品の見どころはもちろん、気になるプライベートのお話もたっぷりうかがいました。
できるだけテンションをあげて、イタい女に見えるよう演じました
(C)2017「リベンジgirl」製作委員会
――今回、桐谷さんが演じられたヒロインの美輝は、東大を首席で卒業、元ミスキャンパス・グランプリという超ハイスペックでありながら、猛烈に“イタい”性格の持ち主というインパクトのある役柄ですが、どんなふうに演じようと思われましたか?
桐谷美玲 宝石美輝(たからいし みき)という女性は、脚本を読んだとき、私もちょっとビックリしたくらい強烈なキャラクターなんですよね。この作品は、そんな彼女の成長物語でもあるので、前半、どれだけ高飛車なイタイ性格でいるかが、後半に効いてくるんじゃないかなと思って。監督も最初から「思いきりやってください」っていう感じだったので、できるだけテンションをあげて、イタい女に見えるように頑張ろうと思いながら演じていました。
――あそこまで突き抜けたキャラだと、演じていて気持ちよかったりするのでは?
桐谷美玲 ふだん、絶対言えないようなことを言ったりするのも、その作品の中でしかできないことなので、そういう意味でのおもしろさはありましたけど、(美輝は)とにかくよくしゃべるので、気持ちいいというよりは、大変でしたね。上から目線で威圧的に話さなくちゃいけないシーンや、「この人(美輝)しかやらないだろうな」っていう行動も多かったので、どんなテンションで、どんなふうに演じたらいいんだろうって、つねに考えていた気がします。
優柔不断な私を引っ張っていってくれる人と、30歳までに結婚できたら…
――鈴木伸之さん演じる敏腕政治秘書・門脇俊哉と美輝の恋模様も物語の重要なファクターですが、門脇のような男性はどう思いますか?
桐谷美玲 すごく硬派だし、マジメなところはいいと思うんですけど…。実際お付き合いをしたら「この人はおもしろいのだろうか?」と、思ってしまいそう(笑)。それに、門脇はけっこう厳しくて、アタリが強かったりするので、私はもっと優しい人がいいです(笑)。ただ、ふだんは厳しいことを言っていても、実は笑顔が可愛かったり、ちょっとお茶目な一面があったりするので。そういうギャップも、恋愛にはやっぱり必要ですよね。
――いわゆる、“ギャップ萌え”ですね。優しさ以外に、男性に求める理想はありますか?
桐谷美玲 私、けっこう優柔不断なので、俺様じゃない感じで引っ張ってくれる人がいいんです。あと、ゲームを一緒にしてくれる。そんな方が理想です。
――外見的には、どんなタイプが好みなんでしょう?
桐谷美玲 タレ目の人(笑)。自分が釣り目なので、男女問わずタレ目の方に惹かちゃうんです。どちらかといえば、「かっこいい」より「可愛い」って言えるような、中性的な方のほうが好きかもしれないですね。
――ちなみに結婚願望は…?
桐谷美玲 ありますよ。昔から、30歳までには(結婚)したいなと思っていて。もうすぐ28(歳)なので、あと2年ですね(笑)。家事をするのも好きだし、主婦に憧れもあるんですけど、こればかりは焦っても仕方ないので、マイペースでいければいいかな…と思ってます。