――在宅で育児と仕事の両立をしていくうえで大変だったことと、逆に“良さ”や“メリット”を実感したことを教えてください。いずみえも夫と私の仕事の〆切が重なり、さらに娘の夜泣きがひどかった時期は本当に大変でした。仕事は進まず家事もおろそかになり、娘に対してもイライラしてしまい、夫婦間もピリピリしていました。逆に、そんなひどい状態にならないように気を付ければ、お互いがサポートをし合えるので、ワンオペ状態にならず、ストレスが溜まりにくい所が在宅で仕事をするメリットだと思います。お互いのスケジュール管理はものすごく大事だと実感しましたね。
――時間のやりくりがとても重要であるようにも感じますが、自分の時間の使い方で意識をしていることはありますか?また、息抜きはどのように行っているのですか?いずみえもやはり一番の問題は作業時間の確保ですが、こればっかりは娘が寝なければ無い、寝てくれたら有る、と完全に娘次第なので、特に自分で意識をしていることはありません。時間ができたら必死に描くだけです(笑)。息抜きはゲームですかね。私も夫もゲーム好きなので、娘がご機嫌に一人遊びをしてくれているときや寝かしつけ後に時間があるときは、ゲームをして遊びます。あとは作業中に映画(の音)や音楽を聞いたり、毎月脱稿後に家族でご馳走を食べに出かけたり、カフェ巡りをするのも楽しみのひとつです。
――6月14日に『今日も娘のなすがまま!』(KADOKAWA)の単行本が発売されましたね。今後はどのような作品を作っていきたいですか?いずみえもこれまでと同様、日記を読み返しながら、娘の可愛い言動や面白かった出来事を漫画にしていきたいです。1歳後半からはおしゃべりも増えてきて、娘の魅力もさらにどんどん増しているので漫画にするのが楽しみです。
画像提供:いずみえもさん
@izumiemo