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筋肉ブームに乗り遅れた人からも反響、『金スマ』でも話題の“やせ筋トレ”40万部超えヒットの理由

とがわ愛

著者・とがわ愛さん、やせ筋トレを始める前後のbefore→after

 ダイエットに悩む女性たちの新たな指南書として、話題を呼んでいる筋トレ本『はじめてのやせ筋トレ』(KADOKAWA)。口コミだけで売れ続け、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(昨年12月/TBS系)で特集されると、さらに売上が上昇。現在、推定累積売上部数は41.2万部(2/10付現在 オリコン調べ)、出版社によると電子書籍をあわせると50万部を発行しているそうだ。著者のとがわ愛さんに“やせ筋トレ”を考案の裏側、筋トレの効用を聞いた。

運動嫌いのインドア派が考案、ムキムキにならない“やせ筋”とは?

とがわ愛
 著者は、もともとTwitterでボディメイク法を発信していたという、とがわ愛さん。初の著書でありながら、異例の好成績を収める結果となった。本書は、「ポップかつキャッチーなタッチで、目に留まることを意識した」という、とがわさん自身が描いた筋トレのイラストで構成。担当編集者も、「普通の筋トレ本は写真を使うことが多いが、全編イラスト解説なのが初心者にもわかりやすかったのでは」と、ヒットの要因を分析する。

 今でこそ引き締まった美ボディを持つとがわさんだが、もともとは運動嫌いのインドア派で、以前行っていたトレーニングをしなくなったせいで、ムチムチのぽっちゃり体型になっていたという。やせるために絶食とリバウンドを繰り返すものの、ダイエットはほぼ諦めかけていたそうだ。

 「上京して一人暮らしをするようになると、缶ビール片手に海外ドラマを観るのが習慣になってしまい…。とにかく家にいることが好きで、運動もせず、高カロリーなスイーツを食べまくっていたから、太るのは当たり前ですよね(笑)。鏡を見ては落ち込む毎日を送っていました」

 そんな彼女だったが、あるとき一念発起。ダイエットに関する情報を調べまくり、筋トレに目覚めた彼女は、自身の体を実験台にしながら「狙いたいところだけを鍛える」方法=“やせ筋トレ”を編み出した。

 「ただやみくもに鍛えても、肝心の部分に効かせることができなければ効果は得られませんし、やり方を間違えるとムキムキになってしまう。でも、“やせ筋”を意識してトレーニングすれば、女性らしくメリハリのあるボディライン=美ラインを演出することができるんです」。

 とがわさん曰く、「まず鍛えてほしいのは“お尻”と“背中”。どちらも筋肉量が多いパーツなので、鍛えると代謝が上がってやせやすい体になる上に、同時にほかのパーツも鍛えられて一石二鳥」とのこと。さらに「“お腹”は短期間で効果が出やすいですし、しっかり鍛えると代謝アップにも効果的。とくにくびれには“腹膜筋”を鍛えることが大切」だと力説する。
イラスト解説がわかりやすい『はじめてのやせ筋トレ』

イラスト解説がわかりやすい『はじめてのやせ筋トレ』

『金スマ』で大人世代に反響、筋力アップは老化予防にもつながる

 とはいえ、大人世代になると運動する機会は減り、筋力も衰えてくる。そのせいで筋トレに手を出しにくかったり、効果を不安視したりする人も多いだろう。だが、その疑問を解消したのが、前述の『金スマ』だ。同番組では、32歳のやしろ優と46歳のさとう珠緒が実際に“やせ筋トレ”を2ヵ月半体験し、大きな成果を得ていた。それを受け、大人世代からの反響も大きくなったという。

 「もともとは20〜30代のフォロワーが多かったんですが、本を出版して『金スマ』でも紹介されると、一気に40〜50代の方が増えました。実際、大人世代の方にも効果は見込めますし、ただやせるだけでなく、体力アップの目的にも使えるんです。年齢とともに、筋肉はピーク超えると落ちてしまうんですが、それを取り戻す助けにもなります」

 家事や育児、仕事などに追われる生活では、どうしても自分の体は二の次になってしまう。世は“筋肉ブーム”とはいえ、なかなか運動不足解消にまでは手が回らない人も多いだろう。だが、「多少筋肉が衰えても、生活に支障がないならいいか…」なんて思っていると、それが体の不調に影響しかねない。

 「例えば、肩こりになりやすい人は、首と肩の周りの筋肉が緊張しやすく、自然と力が入ってしまう場合が多いんです。必要なところに筋肉がないと、余計な部分が働いてしまい、無理が生じてくる。トレーニングで必要なところの筋肉を増やすことで、肩こりを未然に防ぐことができます」

 さらに、必要な筋肉をしっかりつけることは、老化防止にもつながるそうだ。

 「筋トレをすることで、若返りホルモンが出ると言われています。もちろん、完全に老化を止めることはできないですが、そのスピードを遅らせることはできるんじゃないでしょうか」

初心者が陥りがちな間違いは?「丁寧に少ない回数を行うことが大事」

 “やせ筋トレ”は、インドア派のとがわさんが考案しただけに、家で手軽にできるのが最大の魅力だ。思いついたときにでき、10分もあれば3ポーズは可能。実際、「忙しくて時間のない主婦の方や、親子でやっている方、旦那さんと頑張っているといった方からもよくリプライをいただく」そうだ。さらに、ダイエットで避けては通れない、食事制限も比較的緩やかなのがとがわさん流。

 「以前の私が絶食とリバウンドを繰り返していたように、やせるための我慢はそうそう続かないと思うんです。なので、食べる量を減らすというよりは“必要な栄養は何なのか”を考えながら食べるようにしています。本書にはお食事コラムも掲載しているので、ぜひ参考にしていただければ」

 では、トレーニングを継続させるには、どのようにモチベーションを保てばいいのだろうか。

 「初心者の方は回数をこなせばいいと思いがちですが、効果的に行うためには、丁寧に少ない回数を行うことが大事。逆に、たくさんできたら効いていない証拠になってしまいます(笑)。でも、しんどいなかで無理して“頑張ろう、続けなくちゃ”と思うのが一番よくないとも思うんです。休みたいときは休めばいい。ただ、やめなければいい。それぐらいユルい感じでいいと思います」

 もちろん、毎日続けることに越したことはないが、ブランクが空いても「意外と体は覚えているので、最初だけはしんどくてもすぐに復帰できる」とか。“1日も休むことなく、必ず〇回!”と言われると尻ごみしてしまうが、こう聞くと気がラクになるというもの。とがわさんは、それよりも“こうなりたい”という明確な目標を持つことが大事だという。

 「私は、“好きな人の隣を歩いても恥ずかしくない体になりたい”というのがきっかけだったんですが、筋トレを始めてすぐに“カッコよくてセクシーなボディを絶対手に入れるんだ!”とスイッチが入ってしまったんです(笑)。フォロワーの中には、『彼氏からやせろと言われて悩んでいる』という方もいたんですが、彼のためじゃなく、自分の理想に近づくために、あなた自身がどうしたいのかが重要。自分の中の“やる気スイッチ”が入ることこそ、筋トレの最大の魅力だと思っていますし、この“やせ筋トレ”を通じて、よりみなさんが自分のことを愛せるようになってもらえたら嬉しいですね」

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