そこで今回は、お家で簡単にできてしかも効果的な「うっすら割れた美腹筋」を手に入れる方法を、五輪選手はじめ、プロアスリート、俳優、バレエダンサーらを中心に指導しているピラティスの専門家・Miyuu先生に徹底的に教えてもらった。
腹筋女子になるための効果的なお腹の筋トレ方法【プロが教える腹筋の筋トレ】
2020-10-07 eltha
そこで今回は、お家で簡単にできてしかも効果的な「うっすら割れた美腹筋」を手に入れる方法を、五輪選手はじめ、プロアスリート、俳優、バレエダンサーらを中心に指導しているピラティスの専門家・Miyuu先生に徹底的に教えてもらった。
<TOPICS>
★美腹筋になるために鍛える筋肉は?
★ピラティスとは?
★【トレーニング編】美腹筋になるための主なトレーニング
└【No.1】スパインツイストスーパイン
└【No.2】チェストリフト
└【No.3】ハンドレッドプレップ
└【No.4】ロールアップ
└【No.5】ハンドレッド
└【No.6】ダブルレッグストレッチ
└【No.7】シングルレッグストレッチ
└【No.8】クリスクロス
└【No.9】コークスクリュー
└【No.10】シールパピー
└【No.11】ハムストリングプル
└【No.12】オープンレッグロッカ
└【No.13】ティーザープレップ
★バランスボールを使って美腹筋をつくるエクササイズ
★薄っすら割れた美腹筋にするための筋トレの頻度は?
★まとめ
美腹筋になるために鍛える筋肉は?
ピラティスとは?
【トレーニング編】美腹筋になるための主なトレーニング
【No.1】スパインツイストスーパイン
[1]マットに仰向けになり、太ももを床に対して90°、脛を床にたいして並行に保つ(テーブルトップポジション)。腕はT字になるように肩からまっすぐ伸ばし、手のひらは上に向ける。
[2]骨盤を軸に両脚を右または左に傾ける。息を吸いながら骨盤を傾け、吐きながら[1]のポジションに戻る。[1]〜[2]を左右交互に6〜8セット行う。
脚からではなく、必ず骨盤から倒すように意識する(膝の高さが常に合っている状態)。
【No.2】チェストリフト
[1]マットに仰向けになり膝を立てる。手を頭の後ろで組む。
[2]息を吐き、腹横筋、横隔膜筋を働かせ、鳩尾から起き上がり、吸いながらキープする。再び息を吐きながら[1]のポジションに戻る。[1]〜[2]を6〜8セット行う。
手は隙間がないように組み、左右の手を互いに引っ張り合うと二の腕や肩に力が入り首を固定できる。手をしっかりと組まないと、力が抜けて首を痛める原因になる。
【No.3】ハンドレッドプレップ
[1]マットに仰向けになり、太ももを床に対して90°、脛を床にたいして並行に保つ(テーブルトップポジション)。両腕を耳の高さになるようにピンと伸ばす(床に対して30〜45°くらいの角度)。手のひらは上に向ける。
[2]息を吸い、吐いて手で大きく半円を描きながら腕を振り下ろし上体を起こす。再び息を吸いながら[1]のポジションに戻る。[1]〜[2]を6〜8セット行う。
手を床につけない。頭から上がろうとせず、腕の動きに伴って頭が上がるイメージで行う。
【No.4】ロールアップ
[3]腕を前方に伸ばしたまま、息を吐いて上体を完全に起こす。このとき、肩から脇腹にかけてのCカーブを保つ。再び息を吸い、吐きながら[1]のポジションにゆっくりと戻る。戻るときはつま先、手の指先を伸ばしたまま、骨盤から背骨1骨1骨を下ろしていく。[1]〜[3]を1セットとして、6〜8セット行う。
[1]マットに仰向けになり、脚を揃えてつま先までピンと伸ばす。手のひらを向かい合わせにして、両腕は耳横を通って真っ直ぐ伸ばす。
[2] 息を吸いながら上体を起こし、肩甲骨下角で吐きながら、更に腕を前に出して起き上がる。この時の背骨は、ロングCカーブを保つ。
[3]腕を前方に伸ばしたまま、息を吐いて上体を完全に起こす。このとき、肩から脇腹にかけてのCカーブを保つ。再び息を吸い、吐きながら[1]のポジションにゆっくりと戻る。戻るときはつま先、手の指先を伸ばしたまま、骨盤から背骨1骨1骨を下ろしていく。[1]〜[3]を1セットとして、6〜8セット行う。
【No.5】ハンドレッド
可能であれば、足を伸ばして行うとより効果的。テーブルトップポジションが難しい場合は、膝を立てて行っても良い。なお、エクササイズ中に首が辛くなってきたら中止する。
【No.4】ダブルレッグストレッチ
[1]仰向けになり、脚を上げて膝を直角に曲げる。腕を伸ばして手のひらは膝に添えるだけ。
[2]脚を斜め前に伸ばしながら、腕を羽ばたくように頭上から体の真横に向かって大きく回して[1]のポジションに戻る。
腕を大きく、遠くを通って戻すイメージで行う。腕の付け根だけの動きではなく、骨盤、胸骨・胸椎から動かすことを意識する。
【No.5】シングルレッグストレッチ
[1]仰向けになり、脚を上げて膝を直角に曲げる。腕を伸ばして手で膝に触れる。頭、肩を床につけない。
[2]呼吸をしながら片脚を斜め前に伸ばし、曲げている脚の膝に両手を添える。これを左右交互に繰り返す。
肩や肩甲骨が落ち込まないよう、腕は重力の向きに逆らって斜めに伸ばすことを意識する。
【No.8】クリスクロス
[1]マットに仰向けになり、太ももを床に対して90°、脛を床にたいして並行に保つ(テーブルトップポジション)。手の指をしっかりと組み(【No.2】「チェストリフト」の[ポイント]を参照)、手のひらを頭の後ろに当てる。
[2]息を吐きながら右足を斜め前に伸ばし、右半身を左側にひねる。息を吸いながら[1]のポジションに戻る。[1]〜[2]を左右交互に6〜8セット行う。
身体の軸を保って行い、大きな動きにはならないようにする。
【No.9】コークスクリュー
[1]仰向けになり、脚は付け根からつま先まで床に対して90°に真っ直ぐ伸ばす。腕は「ハ」の字になるように広げ、手のひらは床にベッタリとつける。
[2]息を吸って脚を軽く横に倒す。息を吐きながらぐるりと半円を描き(つま先で空気をすくうイメージ)、ゆっくりと[1]のポジションに戻る。[1]〜[2]を左右交互に6〜8セット行う。
【No.1】「スパインツイストスーパイン」と同様に、脚からではなく、必ず骨盤から倒すように意識する(膝の高さが常に合っている状態)。
【No.10】シールパピー
[1]坐骨と尾骨の3点でバランスをとりながら座り、脚を上げて膝を90°に曲げる。脚を開き、膝の下から腕をくぐらせ足の甲をそれぞれの手のひらで包む。顎を引いて臍を見、背中はCカーブをキープする。
[2]後ろにゴロンと転がり、息を吐きながら両つま先をトントントンと3回小さく合わせる。[1]のポジションに戻り、再び息を吐きながら両つま先を3回小さく合わせる。[1]〜[2]を1セットとし、6〜8セット行う。
膝をしっかりと横軸に開き、バランスを保つ。転がった時、起き上がった時に背中のCカーブを維持する。
【No.3】ハムストリングプル
[1]マットに仰向けになり、脚を揃えて伸ばす
[2]片脚ずつ脚の付け根から曲げて膝が体に近づくように伸ばし、手を軽く添える。その際、上体と脚が繋がっている意識をもつ。ゆっくりと[1]のポジションに戻し、左右交互に6〜8セット行う。
軸足もしっかりと前方に伸ばし、反動で浮かないようにする。
膝が曲がってしまう場合は、タオルを使うと良い。
【No.12】オープンレッグロッカ
【No.13】ティーザープレップ
背骨の流動性を意識しながら行い、筋肉だけで動かないようにする。
バランスボールを使って美腹筋をつくるエクササイズ
薄っすら割れた美腹筋にするための筋トレの頻度は?
まとめ
監修:Miyuu先生
資格:BASI Pilates認定インストラクター、マスターストレッチ指導、運動指導士、健康指導士、栄養管理士、アスリートフードマイスター他
活動概要:マンツーマン指導、イベントのみ集団指導(企業・学校)、セミナー講師(運動・栄養)