外食三昧だったギャルが、彼氏への料理を機に無添加食品サービスを起業「“料理のおかげ”がたくさんあった」
2021-11-25 eltha
ごはんはほとんどコンビニか外食 お米すら炊けなかったギャルを変えた恋人の存在
@_kinakomeshi98 なんか言うてます。#お家ご飯#ギャル飯#おすすめ乗りたい#すきぴ落とす方法#胃袋掴め#の巻き
? オリジナル楽曲 - できるぎゃる(23) - できるぎゃる(23)
「今の彼と出会ったときに『この人と結婚するかも…』と女の勘みたいなものを感じて、実際に1週間後に同棲を開始したんです。その際に、家庭的になれるように生活を変えようと思い、本格的に料理を始めました」
現在では大抵のものはレシピを見ずに作れるぐらいの料理の腕を持っているが、料理をし始めたときには、上達させるために3つのことを心がけた。
「一つ目は料理のモチベーションを上げるために、キッチン用品をかわいくしたこと。二つ目は料理に慣れるように、レシピサイトの完コピをして、ひたすら毎日何かしらを作ること。三つ目は見栄えが良くなるように、作る前にお皿を決めるようにしたこと。お料理教室には一度も行ったことがなく、したことはこの3つだけです」
彼に初めて料理を作ったときは、食べる前に「俺、全然舌肥えてないから」「何でも美味しく感じるし、失敗してても分からんねん」と気を使われたことも。その反応は今では大きく変わってきているそう。
「私の料理を食べると落ち着くみたいで、外食に行ったとしても〆でご飯をお願いされるくらい好んでくれています。食べる度に『うますぎ』『これはやばい』と一つ一つに反応してくれるので、嬉しくて毎日作りすぎちゃいます(笑)。継続は力なりですよ、本当に」
自炊で変化した「食」への意識「自分の料理投稿を見てくれる人へ何かできないか」無添加食品サービス起業へ
「リクエストがなければ、その日に使いたい食器で和食・洋食・中華・韓国料理のどれにするかを決めることがほとんどです。最初にお皿や配置など決めておけば、できたてホヤホヤの状態でお皿にすぐ盛り付けられるので、バタバタしなくて済むようになったおかげで盛り付けのレベルも凄く変わりました」
自炊をしていくうちに、「食」に対する考え方が変化していったというきなこめしさん。現在は農薬除去や無添加の安心安全な食品を提供するサービス「KINAKO FOOD」を立ち上げた。
「添加物だけでなく、日本は農薬使用量が世界トップでもあり、健康被害を及ぼす食材がたくさん溢れているので、身体のために可能な限り安全な食材だけを使いたいと思うようになりました。また、料理をたくさんの方に見て頂けるようになり、何か自分にできることはないかと考えたときに「安全な食材をお届けしたい」と思い、起業することを決めました」
一方で“ギャル飯日記”を発信することで、“ギャル”という存在の見え方を変えていきたいという想いもある。「見た目や印象だけで判断する社会ではなく、その人の良いところを見る社会になれば、みんなが自分を信じられる世の中に変わっていく」と考える。
きなこめしさん自身、「料理を始めたことによって、昔と比べて自分に自信を持てるようになった」と振り返る。
「“料理のおかげで”ということがたくさんありました。“誰かのため”にする行動は、自分を一番成長させてくれると思います。自分にとって料理をする時間は、誰かのためでもあり自分のためでもあります」
きなこめし
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