【不倫漫画】2歳の娘を残して…教師の旦那が同僚と不倫して失踪、“逃げたモン勝ち”な養育費も死に物狂いで回収「法律は知っている者だけが得をする」
2022-05-17 eltha
家の貯金を持って失踪、死に物狂いの“回収”に「もっと法律の知識があれば…」
――不倫した旦那さんは、通帳とクレジットカードを持って失踪したそうですね。壮絶な体験をInstagramに投稿しようと思ったきっかけは?
【幸さん】専業主婦で当時2歳半の娘を抱えていた私は、本当にそれからいろいろな経験をしたんですけど、それまでずっと法律は弱い者を守るためにあると思っていたんですね。ところが、実際に経験してみたら、法律は知っている者だけが得をするっていうことを実感したんです。当時を振り返ると、もっと知識があればよかった…と思うことがたくさんあったので、私の経験が、一人で悩んでいらっしゃる方や困っている方の励みになったり、前向きに行動したりするきっかけになるなど、少しでも誰かのお役にたてればと思いました。
――逃げ回る旦那さんを根気よく捕まえ、失踪期間の妻子の生活費となる婚姻費用、慰謝料、養育費を請求。さらに踏み倒されないように公正証書を作るなど、離婚を考えている読者にとっては、役立つ情報がたくさんありました。
【幸さん】実際に悩んでいる方から、「私も頑張ってみようと思います」とか、「弁護士の無料相談を初めて知ったので、利用することにしました」とか、そういうメッセージをいただいたときはすごく嬉しかったです。
――電子書籍化もされて、より多くの読者から反響があったのでは?
【幸さん】Instagramとは違って、こちらは「信じられない」という声が多かったです。もちろん実話なんですけど、「まるでドラマを観ているみたい」だと(苦笑)。確かに、いろんなことが起こりすぎましたから…。実際は、漫画以上にもっと信じられないエピソードがたくさんあったのですが、書籍化にあたり“身バレ”を心配して下さる編集さんの判断で、綺麗にまとめて下さったんです。
【幸さん】専業主婦で当時2歳半の娘を抱えていた私は、本当にそれからいろいろな経験をしたんですけど、それまでずっと法律は弱い者を守るためにあると思っていたんですね。ところが、実際に経験してみたら、法律は知っている者だけが得をするっていうことを実感したんです。当時を振り返ると、もっと知識があればよかった…と思うことがたくさんあったので、私の経験が、一人で悩んでいらっしゃる方や困っている方の励みになったり、前向きに行動したりするきっかけになるなど、少しでも誰かのお役にたてればと思いました。
――逃げ回る旦那さんを根気よく捕まえ、失踪期間の妻子の生活費となる婚姻費用、慰謝料、養育費を請求。さらに踏み倒されないように公正証書を作るなど、離婚を考えている読者にとっては、役立つ情報がたくさんありました。
【幸さん】実際に悩んでいる方から、「私も頑張ってみようと思います」とか、「弁護士の無料相談を初めて知ったので、利用することにしました」とか、そういうメッセージをいただいたときはすごく嬉しかったです。
――電子書籍化もされて、より多くの読者から反響があったのでは?
【幸さん】Instagramとは違って、こちらは「信じられない」という声が多かったです。もちろん実話なんですけど、「まるでドラマを観ているみたい」だと(苦笑)。確かに、いろんなことが起こりすぎましたから…。実際は、漫画以上にもっと信じられないエピソードがたくさんあったのですが、書籍化にあたり“身バレ”を心配して下さる編集さんの判断で、綺麗にまとめて下さったんです。
「娘に対してだけは、父親の自覚を持って」突き動かした原動力
――「私だったらそこまで頑張れない」、「私だったら諦めていたと思う」という感想もありました。決着は不可能なのでは…と思えるありえない展開でしたが、なぜそこまで頑張れたのですか?
【幸さん】娘がいたからです。娘がいなかったら、すぐ離婚して、お金ももういいやってあきらめていたと思います。でも、不倫も失踪も最低だけど、娘に対してだけは、父親である自覚を持って、きちんと責任を果たしてほしかったんです。
――だから、父親としての大きな責任である養育費を支払ってもらえるよう奮闘したんですね。
【幸さん】パパと一緒に暮らせなくなっても、娘には「パパはあなたのことを思って、あなたのためにこのお金を払ってくれているのよ」ってことを伝えたかったんです。
――現在は、養育費の支払いを怠った場合、幸さんのように公正証書を作成したり、調停で合意をしておけば財産を差し押さえたりと、法的措置をとることができるようになりました。でも、未だに養育費を受け取れない母子家庭は多いと聞きます。幸さんも、なかなか養育費を払ってもらえない状況でした。
【幸さん】マイナンバーがあるんだから、いっそ紐づけしちゃえばいいのになって思っています。相手に行方をくらまされると、自分で探さなければいけなくて、お金も労力も時間もかかるんです。それで「もういいか」ってあきらめてしまう人は、きっと多いと思います。結局は“逃げたモン勝ち”なんですよね。だから国の法律やシステムとして、相手がどこにいても踏み倒されないように、居所を知る権利や必ずお金が入るような流れを作ってほしいと思います。養育費は子どもがもらう権利だし、困るのは子どもなんですから。そこはきっちりカバーしてほしいです。
【幸さん】娘がいたからです。娘がいなかったら、すぐ離婚して、お金ももういいやってあきらめていたと思います。でも、不倫も失踪も最低だけど、娘に対してだけは、父親である自覚を持って、きちんと責任を果たしてほしかったんです。
――だから、父親としての大きな責任である養育費を支払ってもらえるよう奮闘したんですね。
【幸さん】パパと一緒に暮らせなくなっても、娘には「パパはあなたのことを思って、あなたのためにこのお金を払ってくれているのよ」ってことを伝えたかったんです。
――現在は、養育費の支払いを怠った場合、幸さんのように公正証書を作成したり、調停で合意をしておけば財産を差し押さえたりと、法的措置をとることができるようになりました。でも、未だに養育費を受け取れない母子家庭は多いと聞きます。幸さんも、なかなか養育費を払ってもらえない状況でした。
【幸さん】マイナンバーがあるんだから、いっそ紐づけしちゃえばいいのになって思っています。相手に行方をくらまされると、自分で探さなければいけなくて、お金も労力も時間もかかるんです。それで「もういいか」ってあきらめてしまう人は、きっと多いと思います。結局は“逃げたモン勝ち”なんですよね。だから国の法律やシステムとして、相手がどこにいても踏み倒されないように、居所を知る権利や必ずお金が入るような流れを作ってほしいと思います。養育費は子どもがもらう権利だし、困るのは子どもなんですから。そこはきっちりカバーしてほしいです。