「子どもは本当に心の拠り所」と語るあいかさん
――まだご家族にも打ち明けられなかったときですね。あいかさん最初は家族に相談ができなかったので、隠れてコソコソと色んな人に相談や問い合わせをしている私を見て、娘は私が不倫をしていると怪しんでもいたみたいです(笑)。
でも、勇気を出して「実はこういうことがあって、離婚するかもしれない状況なんだ」って素直に打ち明けたら、私の予想とはまったく逆で、「それはママが悪いんじゃない。パパが悪いじゃん」って子ども達がはっきりと言ってくれたんです。それによって、私の味方になるような言葉や行動に変わりました。だから、もしかしたらみんなの支えがあればなんとかなるんじゃないかなっていう確信に至ったという感じですね。
――お子さん達の存在があいかさんに前を向かせてくれたんですね。あいかさん子どもは本当に心の拠り所。娘が3人いるんですけど、親だから泣いている姿は見せちゃいけないとかって自分では思っていたんですけど、「親だから弱みを見せたらいけないなんてことはないよ」ってカウンセラーさんに教えてもらったんです。
そういう姿を見せられるようになってから、すごく支えて助けてもらえるようになりました。私がもう本当に極限にしんどくてつらかったとき、当時、小学校5年生だった一番下の娘に「ちょっとお願いがあるんだけど。ハグしてくれる?」って言ったら、無言でそれを受け入れてくれたんです。そういうことがすごくたくさんあって、「この子たちのために頑張ろう」と思えましたね。