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偶然フランスで出会った“電車の男”に感謝、赤ちゃんが泣き止む抱き方に反響

2022-09-29 eltha

 フランス人のパートナー・ガイックさんと、もうすぐ5ヵ月になる赤ちゃんの3人で暮らすヒロコさん。初めての出産というだけでなく、外国での子育てに奮闘しながらも、愛情深く2人でお子さんを見守る様子を漫画にしてSNSに投稿している。赤ちゃんが泣き止まなかった時に電車で出会った“電車の男”のエピソードにも、14.4万いいねがつく反響があった。海外での子育てについてヒロコさんい聞いた。
 TGVと呼ばれるフランスの新幹線のような鉄道で出会った彼。夫のガイックさんは、泣き止まないお子さんをデッキで抱っこし、あやしていた。するとその男性は「ムシュー、この抱き方試してみて」と自身の子どもを見せながら、ガイックさんに伝授する。「あごの下と脚の間から腕を入れて、うつぶせに抱くんだ」と。その場で実践してみると、不思議なことにそれまで鳴いていたお子さんが泣き止んだ。それ以来、2人の間ではこの抱き方を「電車の男」と呼んでいるそうだ。

 これを見た読者からも「この姿勢になったとたんにご機嫌いいです」「試してみたら猫にも効果ありました!」「これで全父母が救われるかも知れない…!!」などたくさんのコメントが殺到した。
 高く抱き上げた際に、赤ちゃんがミルクを口から吐き出してしまい、ガイックさんのTシャツについてしまうと「お父さんのマークだ」と笑顔になったり、同じおもちゃで遊んでいるのに毎回新鮮なリアクションを見せるお子さんなど、2人の子育てにほっこりする。最近の成長でうれしかったことをヒロコさんに聞いてみると「うつ伏せで長時間いれるようになったのですが、疲れた時自分で元に戻ることができず泣いてたのは可愛かったです」とコメント。
 赤ちゃんにメロメロなガイックさんだが、子どもが生まれる前の投稿では、ヒロコさんにストレートに愛を伝える様子も印象的だった。家族が増えたことで2人の関係に変化はあっただろうか。
「マンガにも描きましたが、これまでmon amour (愛しい人)と呼ばれていたのが複数形でmes amours(愛しい人たち)に変わったのがうれしかったです」

 フランスで子どもを育てている2人だが、子育てで大変なことは、駅にエレベーターやエスカレーターがある場所が少ないことだという。日本でもよく見かける風景ではあるが、ベビーカーを使うときは大変だと漏らした。

 最後に「家族が増えて、今一番の楽しみ」を聞いてみると「毎日小さな成長が楽しみです」とすくすくと育つお子さんとの日々を幸せを感じているようだった。今後も2人のフランスでの子育てと赤ちゃんの成長を見守りたい。

【漫画】しばひろさん

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しばひろ

監修者 しばひろ

フランスでパートナーのガイックさんと5ヵ月になる赤ちゃんと一緒に暮らしている。
Twitter @hirokokokoron
ブログ「ガイックとのフランス暮らし

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