睡眠とアンチエイジングのズブズブ関係！ 寝ている間にできる最強時短美容ライフハック

　毎日の忙しさから解放される就寝時間は、美肌を手に入れるチャンスとも言える。なぜなら、質の良い睡眠は肌のリフレッシュに大きく貢献するからだ。睡眠中には肌の新陳代謝が活発になり、老廃物が排出される。また、睡眠不足はホルモンバランスを乱し、肌荒れやシワの原因になる。本記事では、良質な睡眠で得られるアンチエイジング法を伝授する。

　睡眠と美容の関係は、奥深い。睡眠中、成長ホルモンやメラトニンという美容ホルモンが分泌される。これらのホルモンは、肌の修復やコラーゲンの生成を促進し、肌の弾力やハリを保つ。また、睡眠中には血流が良くなり、肌に栄養や酸素が届きやすくなる。これによって、肌のくすみやシミを防ぐことができ、その効果を高めるのは、寝る前のルーティンだ。

　一方、睡眠不足は、コルチゾールというストレスホルモンの分泌を増やす。コルチゾールは、肌の水分や油分を奪い、乾燥や敏感肌を引き起こす。また、コルチゾールはコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の老化を加速させる。さらに、睡眠不足は免疫力を低下させ、ニキビや炎症を引き起こす。

　これらのことから、アンチエイジングにまず必要なのは、十分な睡眠時間の確保だ。一般的には、7〜8時間程度が目安だが、個人差があるため、自分に合った時間を見つけることが大切だ。また、時間の長さだけでなく、睡眠の質がとても重要。

　深い眠りに入るレム睡眠と浅い眠りに入るノンレム睡眠が交互に繰り返されるサイクルが整っているかどうかがポイントだ。レム睡眠では夢を見て脳が休息し、ノンレム睡眠では身体が休息する。このサイクルが乱れると、睡眠効率が悪くなる。このサイクルを整えるために大切なのが、自律神経を整えること。

　肩こりや疲れが寝て起きても改善されない方は自、律神経が乱れている可能性大だ。次に挙げる【寝ている間にできるアンチエイジング法】や【良質な睡眠を得るためのコツ】を実践し、効率よく肌の老化を防ごう。

・シルクの枕カバー：滑らかで摩擦が少ないため、寝る間にできる肌のシワや髪へのダメージを防ぐことができる。また、抗菌効果や保湿効果も高い為、ニキビや乾燥などのトラブル防止にもなる。

・夜のスキンケアルーティン：保湿成分、抗酸化成分、肌の土台を作るペプチド配合の美容クリームやオイルを使って、寝ている間に肌をしっかり整えながら肌の修復やコラーゲンの生成を促す。

・形状記憶力を高める：寝ている間は起きている時と重力も変わるため、寝る前に保湿やマッサージなどで血流を良くしたり肌をほぐすことも効果的。また、ナイトブラやナイトパックなどを使えば、就寝中にバストや肌の形状記憶力を高める。

・こまめな水分補給：就寝前に水分を摂取することで、寝ている間も肌細胞の代謝やハリを保つ。代謝が悪い人は寝る前に水分を取ることでむくんでしまうので、入浴時にしっかりデトックスしておくことも重要。起床時にも忘れずに。

・寝る前20分はスマホやパソコンなどのブルーライトを避ける
・寝室を暗くして快適にする
・寝る前にカフェインや刺激物を摂らない
・寝る前にリラックスできる音楽や香りを楽しむ
・寝る前に入浴やストレッチなどで身体を温めて筋肉の緊張をほぐす
・決まった時間に起きて寝る習慣をつける
・自律神経を整えるため、腹式呼吸を行う。しっかりと息を吐きだす量を増やし、脱力状態をつくる