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“良き母親”に縛られた育児、深夜にパジャマ&パック姿で踊り咲くことが「自分らしさ」解放するきっかけに

2023-08-17 eltha

パジャマにパック姿でキレキレのダンスを披露するママたち

パジャマにパック姿でキレキレのダンスを披露するママたち

 パジャマ姿にパックをつけたママたちが、流行りの楽曲を全力で踊りまくる動画がTikTokをはじめSNSで話題に。お泊まり会を開催したママたちが一致団結して踊る姿に「純粋にこんなにママ友いるのうらやましい」「仲間になりたいw」と投稿に反響が寄せられています。投稿主のパジャママパック(@pajamama_pack)は、子連れで参加できるダンスレッスンに参加したママで構成され「子どもが寝た後の深夜、ママたちだけの時間」を思いっきり楽しむ姿が印象的。仕事、家庭、育児と目まぐるしい日々を送るなかで、“良い母親”であることに縛られ悩むこともありましたが、今はこの集まりが“日常の支え”にもなっていると言います。

都度予定の合うメンバーでお泊り会、複数のダンスを撮り溜め

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――毎回の投稿に、たくさんの反響が寄せられていると思います。「純粋にこんなにママ友いるのうらやましい」「みなさんダンス部だったってくらいに上手」「仲間になりたいw」など。あらためて、投稿に寄せられる反響についてどのように感じますか?

「撮影開始から投稿完了するまで、毎投稿ドラマがあります。毎投稿がステージパフォーマンスのような感覚でやっていますので、反響自体がとてもとても嬉しくて、次回作への励みになっています。応援DMや取材依頼も増えてきました。私たちに興味を持ってくださりありがたい限りです!」

――「パジャママパック」はどのような経緯で結成されたのでしょうか?

「子連れで行けるダンスレッスンがあり、皆、そこで出会いました。全員ダンス経験者です。初対面でしたが『ダンス』『子育て中』という共通言語があるからか、すぐに仲良くなりました。その仲間で子連れでのお泊まり会を何度かやるうちに、『子どもを寝かしつけた後に、何かダンスの撮影してSNSに投稿しない?』という話になり、当時流行っていたK-POPのダンスとレペゼンフォックスの「xoxo」のダンスをやることになりました。

 そこでメンバーの誰かが『xoxoダンスはパックをつけよう』と提案したことで、パジャマ×パックというビジュアルが生まれました。その時に撮影した動画の再生回数がグングンと伸び、反響も嬉しく、その後のお泊まり会でも撮影が恒例になりました。何度か撮影していく中で現在のメンバーに落ち着きました。レギュラーメンバーは10名です」

――会合はどのように行われるのでしょうか?

「まず、お泊まり会当日までに撮影するダンスを複数決めておきます。振付は事前に覚えてくるメンバーもいれば、当日一緒に練習して覚えるメンバーもいます。よくコメントで『お泊まり会の頻度がすごい』といただくのですが、1回のお泊まり会で部屋やアングル、衣装を変えたりして撮り溜めしているんですよ。当日の集合時間はメンバーそれぞれ子どもの習い事や家庭の事情などありますので、だいたい15時から、夕飯時くらいまでに揃うイメージです。全員母親なので、スケジュールが合わなかったり、体調不良で来れなくなることも度々あるのですが、その都度集まったメンバーで撮影しています」

自分と向き合う時間を大切に「もっと私らしく、自由でいい」

――投稿にはお子さんが抱っこしながら踊っているものも。おそらく途中で起きてしまわれたのかなと思いますが、そんなときはどうしていますか?

「メンバーの子どもたちの年齢はバラバラで、やはり小さい子は起きてしまったりしたことはあります。起こさないように意識しているというよりは、メンバー皆体幹があるので、無意識に音をたてないよう踊ってるのではないかと思います(笑)。撮影を始めた頃はパック姿で踊るのに笑いを堪えるのが大変だったり、ついつい笑ってしまったりしましたが最近は慣れてきて段取りよく撮影ができるようになりました(笑)」

――これまで一番、思い出深いダンスはどのようなものでしたか?

「一番思い出深いダンスは、正式にパジャママを結成するきっかけになった、私のアカウントで投稿したダンスです。一気に再生回数が伸びて、世間にパジャママを認知していただき、400万回以上も再生されていることには正直とても驚いています。この投稿がきっかけでパジャママのアカウントを開設しました」
――日々家庭のこと、お子さんのこと、仕事のことなど、とても目まぐるしい日々だと思いますが、忙しいなかでもこの活動がプラスに作用をしていると感じることはありますか?

「忙しい中でもかえってリフレッシュになり家庭内が明るくなりました。私は妊娠を機に長年続けていたダンスを一切辞めて、以前は『良い母親=やりたい事を我慢して子ども第一優先』と自分で作り上げたルールの中で、自分で自分に変なプレッシャーを与えていました。ですが、私自身の心に余裕が無くなり、恥ずかしなから主人や子どもにイライラをぶつけてしまうこともありました。今はパジャママ仲間との時間がリフレッシュになっていて、まさしく心が解放される感覚! 子どもたちにとっても、お泊まり会や動画鑑賞の楽しみが増えたようです。あとは、ダンスとフェイスパックで一石二鳥なところもプラスですね(笑)」

――お互い、メンバーはどのような存在になっていますか?

「定期的に会合して大好きなダンスやおふざけができたり、子育ての話から真面目な話まで話し合えるような仲間です。生活の1部であり、心の支えとなっております。」

――パフォーマンスを見てくださるユーザーにはママたちも多いかと思いますが、投稿をしていくことで、どんなことを伝えていきたいですか?

「いつもご覧いただきありがとうございます。そしてお母さん方、毎日お疲れさまです。同じ母親として、“肩の力を抜いてがんばりすぎないで下さい”と伝えたいですね。母親になると、子どもが中心になり、それが幸せでもあり、時には息詰ってしまったり...皆さんそれぞれ色々あると思います。そんな中、私たちの動画を見て『もっと私らしく、自由でいいのかも!』と我慢ばかりではなく好きなこともして、自身と向き合う時間も大切にしていただけたらなと思っています。お子さまにとっても、ママの笑顔が1番だと思うので、息抜きをしながら子育てをお互い一緒に楽しんでいきましょう!」
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